クランク

自動演奏の最も基本となる手動の動力源はクランクという回る動作をするものです。

非常に曖昧な項目ですが、普通手回しの動きは単純なただの回転運動ですが、それをギアやクランク、シャフトに力を伝達することによって自動演奏を行います。

ストリートオルガンなどの自動演奏オルガン（自動オルガン）の場合には以下の作業をい行います。

では自動演奏ピアノ（自動ピアノ）ではどうでしょうか？

それでは、自動演奏ピアノにタイコや鉄琴がついたオーケストリオンの場合はどうでしょうか？

結局ほとんど同じですね！

自動演奏楽器の基本はこの２つの作業を行なうことが基本なのです。

手回しは、最も基本的な動力ですが、自動演奏楽器やオルゴールにとって、人間のそのときの気分や感情を表現できると言われるほど演奏に影響を与えます。

例えば、悲しい時には、一定にハンドルを廻すよりも、早くしたり、遅くしたりしてテンポを変えるのはもちろんですが、遅くすることにより、オルガンなどでは空量（送る空気の量）も変わって､音量さえ変えることができます。

つまり、完全自動では毎回同じ演奏を聞けるのに対して、手動のために毎回違う演奏となり、ハンドルを廻す人によって演奏の上手、下手がでてきてしまいます。

現在、手回しオルゴールのオルガニートが安く手に入ります。また、手回しオルガンのアリストンやのローラーオルガンなども海外で探せば簡単に入手できます。