もう何年も前のことですが、カリオペが復刻されたというニュースを記事で読んで、これを知った時はうれしかったことを覚えています。

ベルつきのディスクオルゴールで有名だったカリオペが、オルゴール好きの人達の手によって再生産をされたという情報はオルゴール業界にとっては信じられない事実でした。

復刻されたものは、２３ｃｍ（9+1/8)＝４８音のディスクに６つのベルがついたものでした。

（編曲なども比較的良い物が多い）カリオペのディスクも合わせて復刻されてセット売りされました。

当然ですがオリジナルのディスクもそのまま使えるレプリカです。

ベッドプレートにはシンフォニオンの名前がレリーフされています。

価格的には、２０万前後でボックスの象嵌などによって値段は前後します。

もちろん、６つのベルはレバースイッチで鳴らさないことも可能です。

カリオペの中でもはむしろ小さいクラスなので、今後、もっと大型のベルつきが復刻される可能性を秘めていて今後を期待しています。

現在では、ドイツに直接オーダーするか、日本でも輸入をしているところが数社あると思われます。

追記です。２００４　ＤＥＣ　２０

会社名が今まで判からなかったために、「新生カリオペ」「新シンフォニオン」と書いていましたが、本日、このオルゴールを輸入したことのある人に聞いて

「ＭＭＭ」であると言うことが確認とれました。

作っているオルゴールはカリオペの互換品で、それ以外にはバードケージ、ホイッスラーなども作っているようです。

リュージュ以外にもこれらを作っている会社があるのはうれしい限りです。

シンフォニオンと互換のオルゴールを作っているかどうかはまだわかりません。

ホームページにはSYMPHONIONの記述があります。ＵＲＬも

http://www.musicboxworld.de/

と

http://www.symphonion.com/

の２つがあります。