ジェムテスター　ダイヤモンドテスター

ジュエリーを鑑定するには、ジュエリー用のテスターを必要する場合があります。

貴金属を判定したり、宝石を判定したりするものが主に市販されています。

宝石は、その価格の高さから偽物は後を絶ちません。

最近ではジェムテスター（ジェムストーンテスター＝宝石テスター）などの普及により、かなりの確立で見分けができるようになりました。

普通、ジェムテスターで大まかに石の分類ができ、最も偽物の種類が多いダイヤモンドはダイヤモンドテスターという専用のものが販売されています。

安いものでは＄１００以下のものから、高いものでは＄１０００以上のものまであります。

普通のダイアモンドテスターではダイヤモンドとキュービックジルコニアの違い程度ではすぐに判別できます。

しかしながら、ダイヤモンドと近いモアサナイトとの判定ができるタイプとできないタイプがあります。

さらに、合成石などは、まだ判定がうまくできないので、インクルージョンから見るなど別の手段を考える必要があります。

これらに類似した石のサンプルを集めて販売している偽物石サンプルなどもテスターとともに販売されています。

上の写真のサンプルの文字を見ればわかるように、SYNTHETICとかかれた石があります。

Synthetic Spinel（人工スピネル）

Synthetic Sapphire（人工サファイア）

Y.A.G.(Yttrium Aluminum Garnet ＝イットリウム・アルミニウム・ガーネット）

High Zircon（高ジルコン結晶）

G.G.G.（Gadolinium Gallium Garnet ＝ガドリンニウム・ガリウム・ガーネット）

Cubic Zirconia（キュービック・ジルコニア）

Strontium Titanate（チタン酸ストロンチウム）

というようにこれらは合成石で人工的に作られます。

今後も技術が発達すると、このように新しい石が次々と開発され偽物との判別が難しくなっていくのかもしれません。

そういう意味でテスターもどんどん進化していくことでしょう。

このサンプルキットにはMoisssanite（モアサナイト　モアッサナイト）だけは含まれていません。

なぜならば、モアサナイトだけは非常に高価で合成石とは思えないほどの値段がするからです。

今後いろいろとテスターを評価していきたいと思いますので、もし良いものや新しい測定方法が見つかれば、このホームページで紹介していきたいと思います。