オルゴール(ミュージックボックス)その他

music box

ファットシリンダーを綺麗に 

オルゴールのお掃除

2:分解

 

まず最初に分解の時に注意するのは、それぞれの位置を常に確認しながら、写真をとることです。

時には、同じ大きさのネジであっても、違う場所で使うとうまくいかないことさえあります。

シリンダーオルゴールもディスクオルゴールもムーブメントは非常に不安定な形をしていますので、それをがっちり安定した状態で作業をすることが大切です。

上記の写真の場合に、シリンダーはベッドプレートから下に張り出していますから、直接平らなところに置くことはできません。

ベルボックスやドラム付のものは、下へ80−100mmぐらい張り出していることが多いので、その場合には専用の台を木で組んで、そこへ固定して作業をします。

また、掃除をする時には、非常に周囲も汚れます。新聞紙などの上でも良いのですが、できれば、樹脂などのパレットの上で作業をする方が楽です。

今回は、丁度良い工具用の収納ボックスのフタがあったので、それを使いました。


それから、工具についてですが、ネジの溝が細いためにマイナスドライバーは現在のものでは使えません。

大、中、小のドライバーを、グラインダーなどで砥いで先端を薄くする必要があります。

ファットシリンダーを綺麗に

 

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