オルゴールの応用
Technology for music box

時代付け

fake of(as) antique

 

 

アンティークの収集家でなくても古いものを手に入れようとする者にとっては、偽物と本物を見分けることは非常に重要な知識となります。

「オルゴールについては偽物はほとんど無い」と別のページでは書きましたが、時計や、蓄音機、オートマタ、ビスクドールについては例外ではなく偽物を作る業者がいます。

それらの偽物は陶器や磁器に比べれば簡単に見分けがつきますが、今後技術力が上がると見分けがつかなくなる可能性もあります。

それらについて少し考えて見ましょう。

 

まず、ここで偽物と書いたものは、アンティーク調の物とは違います。

例えばリュージュバードボックスバードケージは確かに古いものを再現して販売していますが、それを本当のアンティークだと思って買う人はほとんどいないでしょう。

それは、ピカピカに磨かれ金メッキを施された金属などを見れば一目瞭然です。

これらはアンティーク調、またはレプリカ、リプロダクションなどと呼ばれます。

 

一方、骨董品屋の片隅に錆びで赤茶けた鳥かごがあって、その鳥かごにキズがあるようなシンギングバードがあったらどうでしょうか?

そう、素人ならばそれは古いものと間違えてもしょうがないでしょう。

そのような目的で汚く加工したものを偽物または贋作と言います。

それらは今中国をはじめとするアジア、中東でどんどん作られています。


時代付けについて

中国4000年の歴史は、良いものを沢山生みましたが、悪いものも沢山生み出しました。

その一つとして、偽物を作るという技術はインドと並び非常に発達しています。

その中でも時代付けと呼ばれる、人を騙す手法は、

例えば、おじいちゃんが偽物の銅像をつくり、それをお父さんが土に埋めて、子供が大人になったときに掘り出し、錆びのつき具合を見て本物といって売るという3代で行う詐欺行為なども当たり前?です。

最近では、そんなことをしなくても薬品で錆びさせたり汚したりできるので、あっという間に時代が経過したように見せることができます。

とくに時計類などでは、マイナスのネジをわざわざ作ったり、古着の布を使ったり、塗料に土を混ぜたりと技は幾つかあります。

良く海外のサイトで古銭や陶器、根付、日本刀などを中国人やインド人から安く買うとまず間違えなく偽物です。

私の場合には、もちろん時代付けをされていることを分かって買うので、その点は問題が無いのですが、錆びの状態が悪いと、その後でメカが劣化するので、結局バラして錆び止めをする手間がかかるのが問題です。

まあ、もう一つ悪い点は昔のものは丁寧な仕事をしていたのにもかかわらず、これらの偽物は出来が悪いものが多いということです。

偽物を売って生計を立てているのであれば、もう少し勉強して欲しいものです。(これ誰か中国語に訳して・・・)

 

 

 

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