ラインストーン

ラインストーンは普通、コスチュームジュエリーに良く使われるダイヤモンドなどの代わりになる人工石を指します。

素材は、鉛を含んだクリスタルガラスで、透明で様々な色をつけることができて汎用性があります。

その名前はフランス・ライン川河岸の町、ストラスプールでつくられたことに由来しています。

アクセサリーとしてビーズの代用などでも良く使われ、趣向性が高い装飾品に多く使われてきました。

宝石のようなカットを施したものの他、Ｔシャツなどに文字や模様を接着するホットフィット（ホットフィックス）などもあります。

ラインストーン自体は非常に安いものから、少し高いものまでいろいろありますが、生産が人工石よりも容易なために多くのアクセサリーで使われてきました。

特にスワロフスキー社の製品をスワロフスキーと呼ぶようにブランド名がつくものもあります。

本来の宝石をシミュレーションするだけでなく、表面に油膜などをつけて新しい輝きを作るオーロラなどの技術的試みもたくさん行われており様々な新製品が出て楽しみが広がりました。

これらラインストーンは、低価格で豪華に演出させる場合には必ずと言ってよいほど使われます。

ブライダル時に使うティアラや豪華なネックレスなどブライダルジュエリーとしては欠かせないものとなっています。

また、実際に舞台な度で使われるコスチュームも同じで、遠くの席からでも見えるための光を演出してくれます。