E 楽器紹介
MUSICAL INSTRUMENTS minority

E18 ハワイアンハープ

HAWAIIAN HARP

 

 

 

弦の数

19本

Strings 19
音階 クロマチック(メロディ弦3本のみ) Scale chromatic
コード専用弦 4コード 16本 Chord Strings 4chord 16strings
コード演奏機能

なし

Chord Function no
サイズ 640mm 250mm Size 25" long and 10" wide
サウンドホール 2 Sound hole 2
推定販売年

1929-1940

Age (circa)

1929-1940

複弦 なし Double string(like mandolin) no
現在の入手におけるレア度 ★★★★★ ★★★ Rare 8/10
サンプルのメーカー copyrighted 1929 by THE HARMONY CO.  Maker copyrighted 1929 by THE HARMONY CO. 

 

 

基本構造:

4つの伴奏用コード(16本の弦)と、3本のメロディ弦で構成されています。

演奏概略:

机のような平らな所、または膝において演奏します。

左手でメロディ弦の上にボトルネックを滑らせ、右手でピックではじきます。

さらに右手はコード弦で伴奏をつけます。

スチールバーはヘラのような金属製(銅)の板で、左手で持ちメロディ弦の上を左右に動かし、弾きたい音階の位置で右手で弦をはじきます。

音が出ているうちに、スチールバーを左右に動かすと音がグリッサンドできます。

 

 

名前の由来(推測):

そのままです。スチールギターの原型のような楽器です。

 

 

メロディは3本の弦にスチールバーをあてて、スチィールギターのようにボトルネックをスライドさせて音階を作ります。

ボトルネックとはドリンクのビンの首の部分をギターに押し付けて弾いたと言われています。現代では、金属やガラスのパイプを使います。

そのために、弦の下には音階表が貼られています。

コードは A E7 D B7 で張られていて、それぞれのコードを A B C D と振ってあり紛らわしいです。

 

これは、付属のブックレットですが、タイトルの下に(STEEL GUITAR)とはっきり書いてあります。

今現在ではスチールギターはほとんどエレキになっているので、本当の意味でアコースティックなスティールギターは珍しいです。

演奏方法が図で載っていたため、わかりやすいです。

左下にあるものがSTEEL BARです。

この2つのサウンドホールに間にヤシの木があるところが、センスが伺われます。

このハープにはサウンドホールの中にラベルがありませんでした。

 

この楽器のバージョン違いで、名前がホノルルギターと呼ばれるものがありますが構造は同じです。

いづれも入手困難です。

 

 

 

 

メロディ弦 A C# E
A E C# A A
B E D G# E
C F# D A D
D F# D# A B

 

 

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