オルゴール(ミュージックボックス)
inside music box

チューンカード(ラベル)

 

 

 

チューンカード

オルゴールのフタを開けると、一際目に入るのは。綺麗なデザインが施されたチューンカードでしょう。

当然、曲目が書かれているのがチューンカードですから、これがないとわからない曲名もたくさんあります。

一台のオルゴールを一つのコンサートと考えると、演奏の順番が書いてあるプログラムの役目を果たします。

さらに、これに書かれた文字で、オルゴールのメーカーや製造番号、などを調べられることもあります。

普通、

曲の番号 曲の名前 作者の名前
3 carmen bizet

この様に書かれています。

このチューンカードが綺麗なものは購入の際に保存状態が良かったことを示す一つの目安になります。

従って、チューンカードがないオルゴールは購入しないと言い切る人もいます。


この文字読める?

チューンカードは、タイプ文字のものもありますが、ほとんどは手書きで、しかもかなり達筆な人が斜体で書いたものです。

従って慣れないと、なかなか読めない場合もあります。(下の写真は読みやすい方です。)

Faust Soldier's chorus

Mocking bird

old folks at home

Mikado The flowers

Fatinitra Polka

Ripvan Winkle chorus

Merry war Waltz

auld lang sync

Mascot Wise men have

Eillen allanna

climbing up the golden stairs

Gasparons Waltz


チューンカードはどれくらい値打ちがある?

オルゴールを取引する場合に、絶対にチューンカードがないとイヤな人もいるので、これが綺麗なものは当然価値が上がるでしょう!

おそらく価格の5%から10%のウエイトを占めていると思います。


チューンカードとラベルとの違い?

曲目が書いていない美しい絵のラベルが貼られたものや、そのオルゴールの説明にあたるものなどを書いたラベルが貼られたものがあります。

ディスクオルゴールなどの場合には、その美しい模様などがその会社の登録商標として扱われていたものもあります。


チューンシート?

どちらでも良いのですが、私の(海外の)知人の間ではどちらかと言うとあまりチューンシートとは呼びません。

おそらくチューンシートといってしまうと楽譜のことを差してしまうからでしょう。

でも英国や日本では主にチューンシートと呼んでいるようです。

感覚的に、SHEETは薄い紙で、CARDは(カードボード=厚紙)というニュアンスで使い分けているのかもしれません。

検索エンジンで海外と日本を検索すると意外な結果になります。


チューンカードの資料へつづく

 

 

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