BBS-07

オルゴールの異常乾燥 投稿者:ミラ 投稿日:2005/02/05(Sat) 22:49 No.447   
harpmaster様 皆様
こんばんはm(_ _)m
ここの所、以上に乾燥した気候が続いています。湿度30%を切っています。今まで使っていた、超音波加湿機からハイブリット加湿機に買い換えました。この加湿機は蒸気も霧も出ないので部屋全体に湿度を与える事が出来ます。湿度を40%程に保つように設定していますが、実際のところ、湿度はどの位に保つのが、オルゴールのBOXに対して理想の湿度は何%位が良いのでしょうか? 櫛歯や、ディスクは乾燥状態の方が良いのでしょうが、BOXの木の乾燥し過ぎが心配です。
実際に30%以下から、40%に成るまでに、水の消費量は、約5リットル位必要でした。加湿機を強にして、3時間掛かり、やっと40%に落ち着きました。ある日突然、BOXに亀裂が入ると言う事です。恐ろしや〜!!!
皆さんはどの様に対処されていますか? ご参考までにお伺いしたく思います。宜しくお願いします。


Re: オルゴールの異常乾燥 harpmaster - 2005/02/06(Sun) 00:00 No.448 

ミラさま
後ほどちゃんと書いてUPしますが、少し加湿の速度が急すぎますので、少し止めておいた方が良いかもしれません。



Re: オルゴールの異常乾燥 harpmaster - 2005/02/06(Sun) 00:48 No.450 

ミラさま
UPしました。
もしよければごらんください。
http://www.musical.jp/box/musicbox6/mx11.htm


Re: オルゴールの異常乾燥 ミラ - 2005/02/06(Sun) 07:24 No.453 

harpmaster様 皆様 おはようございます。
早速「オルゴールの湿度」を作成頂き大変参考に成ります。
乾燥した状態から、加湿機によって、湿度を与え始めたら、加湿機の運転は、湿度が高くなる季節まで、止めない方が良いのでしょうか? ご指摘のように、現在、加湿速度は最低に設定しました。1日掛けて、少しづつ湿度を上げて行こうと思います。


Re: オルゴールの異常乾燥 harpmaster - 2005/02/06(Sun) 09:25 No.454 

その加湿速度がどの様に変えられるかが良くわかりませんが、
もし、可能であれば、ずっと調整できているのが理想です。
ただ、2・3日、湿度の移り変わりをチェックする必要があると思います。部屋の密閉性などで、止めても大丈夫な場合もあります。


Re: オルゴールの異常乾燥 ミラ - 2005/02/06(Sun) 17:28 No.457 

harpmaster様
こんにちは、湿度40%に達しました。ファンの速度を変える事で、急激に湿度を上げないで徐々に加湿出来るように成っています。その後は自動制御です。40%、50%、60%と3段階の調整が選べます。私は40%に設定しました。ハイブリット加湿機は不思議で、風の出口に手をかざしても、湿気も温気も全然感じません。説明書によると、加湿式フィルターに風を当て加湿する「気化式」とヒーターで温風にして気化を補助する「加熱式」を組み合わせ、設定湿度に達するとヒーターが切れ、室内空気の風によって設定湿度を保つような仕組みのようです。新商品だけ有って良く出来ています。現時点では、タンクの水の使用量が少なくなりました。湿度計は人毛(ブロンドの毛?)の湿度計が一番良いとされていますが、値段が高くて、そこまで厳密な管理は要らないと思い、安価でも精度の割と高い物を使っています。部屋のあちこちで湿度測定をしてもムラが無いので、この加湿機は良いようです。メーカーは○ャープです。価格もそんなに高く無いので、オルゴールの為に買ってあげました。
ボロ家なので止める事は出来ないかと・・・・・・・・・・暫く観測してみます。


Re: オルゴールの異常乾燥 harpmaster - 2005/02/07(Mon) 00:12 No.458 

ミラさま
○ャープ製のハイブリット加湿機、すごく気になります。
話を聞いていると欲しくなってきました。もし、これで湿度に関する問題が全て解決つくならば、加湿器にオルゴールマークか楽器マークのシールを貼って販売してもらいたいですね!
世の中の楽器がどれだけ助かることか・・・・


Re: オルゴールの異常乾燥 ミラ - 2005/02/07(Mon) 20:55 No.459 

harpmasterさま
こんばんは、土曜日から湿度計の監視をしていますが、今度のハイブリット加湿機は、かなり性能が良いようです。
湿度計の針は、38%〜42%に落ち着いています。最初は部屋全体が乾燥していたので、なかなか湿度が上がりませんでしたが、まる3日間加湿し続けた所、静音モードの弱い加湿で、40%辺りを保ち続けています。このモードでは、水タンク満タンで、約22時間持ちます。加湿機を強くすると直ぐに湿度が上がるので、壁等が十分に潤って来たと言う感じです。超音波加湿機は、床がビショビショに成りましたが、この加湿機はその様な事は無く、とても良いようです。消費電力もこの段階まで来ると、1時間で0.7円程のように説明書には書いてあります。この先使い続けても、懐は大丈夫なようです。オルゴールも喜んでいるように聴こえます。本当に♪のマークを付けたく成りました。


Re: オルゴールの異常乾燥 harpmaster - 2005/02/08(Tue) 01:00 No.460 

「オルゴールも喜んでいるように聴こえます。」
最高の表現ですねー!
うちのオルゴールは悲鳴を上げているように聞こえてきました。

そういえば、最近地震予報のようなのがでていますが、アップライトをお持ちの皆さんは是非台からおろして地震対策をしましょう。なんて、よけいなお世話かナ?(話題をそらしています。)


Re: オルゴールの異常乾燥 ぷー - 2005/02/09(Wed) 00:31 No.464 

皆様
こんばんは
横から失礼します。m(−−)m
加湿器の話題が出ていますね。
読んでいて自分も加湿器欲しくなってきました。
オークションで検索して見ます。
ところで昨日の8日の昼頃関東で地震がありました。
オルゴールの脇に本棚があるので少し心配です。


Re: オルゴールの異常乾燥 harpmaster - 2005/02/09(Wed) 01:05 No.466 

ミラさま
こっそり、型番を掲示板に書き込んでくれたりすると・・・
少なくとも2名が同じ型番の加湿器を買うような気がしますが・・・・・


Re: オルゴールの異常乾燥 ミラ - 2005/02/09(Wed) 06:51 No.467 

harpmaster様 ぷー様
加湿機の型番はシャープ 正式名 加熱気化式加湿機
HV−R70CXです。HV−R50CXも有りますが、
容量の大きいHV−R70CXを買いました。16.800円
だったかな? もう忘れてる????確かその位です。
お一つ如何ですか?タンク内にブルーのLEDが点いて綺麗です。←どうでもイイ事だけどσ(^◇^;)


Re: オルゴールの異常乾燥 harpmaster - 2005/02/10(Thu) 00:31 No.468 

ミラさま
ブルーの光見てみたいと思います。ありがとうございました。


Re: オルゴールの異常乾燥 ぷー - 2005/02/10(Thu) 01:21 No.469 

harpmaster様
ミラ様
こんばんは
オークションでシャープのHV−R70CX落札しました。
ちなみにオルゴールの為に加湿器を買うと友人に言った所
「普通、風邪予防とか健康面で購入しないか?」と言われてしまいました。(^^;


小型オルゴールの情報お待ちしております。 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/02/06(Sun) 02:01 No.451 
皆様、こんばんは?おはようございます。
下記に小型オルゴールを並べてみました。
http://www.musical.jp/box/smb/smb.htm
もちろん、本来のの目的は、日本のオルゴールメーカーにどのような会社があったかを調べるためです。
下記は、箱をつくってるメーカーではなくムーブメントを作っているメーカーもしくは、スプリングバレルの刻印から割り出したものです。

SANKYO(現在でもオルゴールを製造)三協精機=三協商事
TOYO(現在でもオルゴールを製造)東洋音響

FUJI
SANY0
LADOR
JOKIWEL
NARCO
Tokiwa
YOKOHAMA

NAKAYAMA(未確認でよくわからない)


TOWA=PIGEON(マークは不明)東京ピジョン株式会社(現在の会社名)

これ以外にご存知の方がいらっしゃったら教えていただければ幸いです。
〇〇の博物館に行けばわかる。とか、この本にこう載っていたなどでもかまいません。


Re: 小型オルゴールの情報お待ちしております。 ニコル - 2005/02/08(Tue) 23:26 No.463 

こんばんは。
三協商事さんに戦後の我が国のオルゴール事情についてお尋ねしたところ、次のような回答を頂きました。

* 国産オルゴールの第一号は昭和22年に設立された東京オルゴール株式会社(現在の東京ピジョン)です。駐留軍兵士がおみやげに買っていく箱根細工や漆塗りの箱に使われました。
* 同じ頃GHQからのオルゴールの引き合いを照会された通産省のはたらきにより長野県諏訪市の三協精機でオルゴールの試作に取りかかったのが昭和23年。朝鮮動乱で来日した米兵の土産品としてオルゴールの入った箱根細工の箱が大人気を博しました。
* オルゴールメーカーは昭和21年に静岡の清水に一社、昭和25年までには五社、30年までにはさらに16社の創立が記録されています。
* その後世界不況により過当競争を経て35年に三協精機は東京ピジョンと資本提携に入ります。

* ご参考までに当時のオルゴール生産台数の推移は:
   昭和23年  2,000台
      25年 10,000台
      30年 100,000台
      31年 180,000台

* 現在日本でオルゴールの製造をしているのは当社(三協商事)のみです。当社も18弁の汎用タイプのほとんどは数年前に中国生産に移行しています。東洋音響さんもオルゴールを扱っていますがメーカーではなくオルゴールのアセンブリー会社という位置付けですね。

……ということでした。東洋音響さんはアセンブリー会社だということは、シリンダーや櫛歯は三協さんから供給してもらっているということなんでしょうか。

いずれにせよ、昭和30年代前半には、相当数のオルゴールメーカーがあったことは間違いないようです。


Re: 小型オルゴールの情報お待ちしております。 harpmaster - 2005/02/09(Wed) 01:02 No.465 

ニコルさま
大変貴重な情報ありがとうございました。
三協精機さんの重役に元東京ピジョンオルゴールの方がはいっていますよね!
ピジョンオルゴールという名前の会社はすでにないのですがが、この会社はまだ健在みたいですね!
http://www.tokyopigeon.co.jp/index.htm

1951 東和オルゴール株式会社設立
1953 東京ピジョンオルゴール株式会社に社名変更
1960 株式会社三協精機製作所と企業提携
1967 東京ピジョン株式会社に社名変更

東洋音響さんについては真相はわかりませんが、かなり最近のTOYOマークのオルゴールを見つけました。
でも現在、中国、台湾のものが多く出回っていることは事実ですね!


オルゴール和時計 投稿者:CAPT 投稿日:2005/02/02(Wed) 13:39 No.424   
ミラ様、ニコル様、harpmaster様
こんにちわ。
大変興味深いオルゴールつき尺時計のお写真を拝見させていただき、感動いたしております。
私はオルゴールと和時計のコレクターです。私が今までに拝見したオルゴールつき和時計は大別いたしますと、3種類になります。(1)オルゴールつき枕時計(注意 日本の江戸時代の枕時計はcarriage clockではなくjapanese bracket clock):時計の下にsnuff boxのムブメント(西洋のsectional comb)があります。(2)8-10 bellsつきの枕時計:これは西洋の8 bells musical clockに相当します。 (3)オルゴールつき尺時計:Q&Aの写真と同じものです。
私が拝見したオルゴールつき尺時計は写真のもととは異なります。尺時計には時打ちのものとそうではないものとがありますが、時打ちのもは非常に少ないです。また尺時計には円テンプのものと振り子のものがありますが、振り子のものは非常に少ないです。さらに上部に鐘が付いたものも非常に少なく、写真のような上部時打ちオルゴールつき尺時計はほとんど知られていません。したっがて写真の尺時計は大変貴重なものであり、でひ一度拝見させていただきたく思います。
 本題の戻りますが、二枚目の写真のムーブメントは時打ちの機構とオルゴールの部分が一体になったものです。手前に見えるオルゴールの上の部分がcounter wheel(時刻の数を制御します。これは9,1,8,2,7,1,6,2,5,1,4,2と時計上部の鐘をならせます。オルゴールの裏に時打ち機構があります。オルゴールですが日本で製作されたものかどうか慎重に検討する必要があります。またこのような小さなオルゴールはオータマタによく見られますがsectional combではありません。


Re: オルゴール和時計 ミラ - 2005/02/02(Wed) 16:19 No.427 

CAPT様、皆様
こんにちは、CAPT様がこの書き込みをご覧下さっておられ良かったです。私はClockの方ですので、和時計は、全く解りませんが、オルゴールは、尺時計の錘の中に仕込まれているのですよね? そんなに貴重な時計とは知りませんでした。
定時制に替わった時に、海外に随分と持ち出されているようですね!この様な時計は、銘を入れた贋作もあるとか!!
またこの時計の持ち主には、まだお会いした事は有りませんので、持ち主の話がオフィシャルなものかは確認が出来ませんが、私が見ても知識が全然無いので意味が有りません。CAPT様ならお解りに成ると思います。実物も拝見出来そうです。
Q&Aに、全体の写真を貼っておきます。
宜しくお願い致します。


Re: オルゴール和時計 CAPT - 2005/02/02(Wed) 16:29 No.428 

harpmaster様、皆様
 この時計の仕組みについて解説させていただきます。尺時計は短冊時計とも呼ばれ、錘で動く時計です。このような時計は外国にはなく日本独自のもです。錘は下部の細長い木箱にあり、錘に時刻を示す針が取り付けられています。下部の木箱の表面にものさしと割駒(時刻を表す漢数字)が取り付けられています。割り駒は可動式で季節によって少し移動させます(暮れ六つ:日の入り、明け六つ:日の出)。これが一般の尺時計です。時打ちの尺時計は錘の代わりに時打ち機構(一般にリンを含む)が付き割り駒の裏につきでたピンにこのメカニズムが触れるとリンがなる仕組みです。このように時打ち機構は西洋の重力時計ににているかもしれません。時打ち尺時計にはリンが運針メカニズム(尺時計の上のメカニズム)の上についているものがあります(極めて稀)。このオルゴールつき尺時計は時打ち機構とオルゴールを一体化した極めて珍しいものです。オルゴールと時打ちのぜんまいはこの機構(おもりとして働く)を上部の運針メカのロッドをキイで上まで巻き上げてから運針メカの下の鍵穴から巻き上げるようになっています。また時打ちオルゴールのメカと運針用メカとは琴紐で連結されています。


Re: オルゴール和時計 ニコル - 2005/02/02(Wed) 21:23 No.434 

ミラ様、harpmaster様、CAPT様、こんばんは。
伝次郎作の時計に組み込まれたオルゴールが、本当に made in Japan なのか、それともスイス製なのか、を推定するためには、オルゴールを組み立てるための基礎部品や関連技術が既に当時の日本にあったかどうか、ということが重要な手がかりになると思います。
類似の技術や材料があって、それに手を加えるのと、一からすべてを作るのとは、技術的難易度に雲泥の差があります。(DIYでモノをを作るときに、東急ハンズ(例)があるかないか、は決定的に違います。)
そうした観点から私が思いつくのは、当時の19世紀前半の日本に次のようなもの(又は技術)があったかどうか、です。

1)櫛歯の材料となる鋼は、刀剣用以外にも用いられていたのか。あるいは、鋼は刀鍛冶以外の者でもつくれるのか。
2)鋼をオルゴールの櫛歯の形状につくるための技術は既にあったのか。
3)鋼と鉛を接合する技術はあったのか。
4)複数の金属部品を接合するために、当時から(「ほぞ」や「かしめ」ではなく)金属ねじが使われていたのか。その場合、ねじのピッチはどのようなものが使われていたのか。
5)シリンダーのピンとなる細鋼線(ピアノ線のようなもの)はあったのか。
6)シリンダーを作るための黄銅の薄板はあったのか。
7)ピンを固定するために、シリンダー内部に松ヤニを充填するという方法が取られているとすれば、そのようなアイデアはどこかに似たようなものがあったのか。(日本的発想からすれば、木製の筒にピンを打ち込む方が自然だと思うのです。)

また、品質の確保は、「形」を真似るよりもはるかに難しいことです。伝次郎のオルゴールは、(きちんと調整すれば)オルゴール特有の澄んだ音を出すことができるのでしょうか?ちなみに、三協精機の試作第一号機は、「バケツの底を叩くがごとく」だったそうです。
オルゴールの櫛歯の材料となる炭素含有量については、なかなか微妙なものがあるようです。炭素含有量が少ないと軟鉄に近くなってしまうので、オルゴールらしい音が出ませんし、多すぎると粘りがなくなってもろくなってしまうようです。また、オルゴールに最適なのは「スウェーデン鋼」だそうですが、このような硬質の鋼は加工が難しいという難点があるそうです。(このため、最近のオルゴールは、スウェーデン鋼よりも炭素含有量が若干少ない(=加工がしやすい)材料が使われている、という話を聞きました。)

オルゴールが奏でる音楽もポイントの一つだと思います。ご案内のように、日本の音楽と西洋音楽では、「音階」と「和音」の2つの点で大きな違いがあります。
・西洋音階は基本的に七音階、それに対して和音階は五音階
・西洋音楽はポリフォニック(和音)が基本、それに対して日本音楽はモノフォニック(単音)が基本。言い換えれば、西洋が重層的なタテの和音であるのに対して、日本はヨコに流れる和音ということになります。
したがって、櫛歯の音階が七音階であるとか、編曲にタテの和音が使われるというのは変だということになります。
また、仮に伝次郎が、音楽まで手本としたオルゴールを模倣したとしても、そこは本物を知らない悲しさで、リズムなどがぎこちなくなるのが普通です。(オリンピックなどで流される「君が代」は以前はひどいものでした。最近は文化交流が進んだのか、変な演奏はなくなりましたが……)

長々と思いつくままを書き連ねてしまい、申し訳ありませんでした。


Re: オルゴール和時計 harpmaster - 2005/02/02(Wed) 23:49 No.435 

もうすでに私の見解は出しているので、ここで、さらに書きません。

ミラさま、亞陀さま
この時計を実際に見ること、もしくは聞くことができるものでしょうか?百聞は・・・・と同じで音を聞いて実物を見るのが本当は判断は簡単です。
でも個人所蔵とのことですから、難しいのかもしれませんね!

CAPTさま
さすが、専門家のご意見、楽しく読ませていただきました。

ひとつご質問ですが、江戸期にオルゴールをつけたものはかなり存在しているのでしょうか?
また、この初代の作ったといわれるオルゴール付き時計は複数確認されているのでしょうか?

ニコルさま
私の知っている限りでは1,5,6は可能であったと思われます。また、6.と7の方法以外でシリンダーを作ったものは海外でもあったようなので、ただのソリッドな真鍮にピンを埋め込んだものなども考えられます。
日本の音楽と西洋音楽については、おっしゃる通りだと思います。




Re: オルゴール和時計 ミラ - 2005/02/03(Thu) 00:24 No.437 

harpmaster様 ニコル様 CAPT様
こんばんは、この時計は、仲介してくれた方が、遠方で実際に見て調べて来て欲しいとの要望です。この尺時計の持ち主のご住所も解っておりますので、見て、聴かせて頂く事は可能と思います。持ち主も、本当の事を知りたがっていると言う事です。和時計学会の為にも是非真実をお伝えした方が、この先、文献として残るので、後世の為にもその方が良いかと思います。


Re: オルゴール和時計 和時計師 亞陀 - 2005/02/03(Thu) 00:25 No.438 

判らない事があります。オルゴール上部の刻数を制御します雪車の歯数ですが
9,1,8,2,7,1,6,2,5,1,4,2と有りますが、刻の間には1と2が混在していますが
半刻打ちであれば当然半打ち数は1ですが、2とは摩訶不思議です。またこれらの
数はオルゴールの回転数でしょうか?それとも鐘打ち数でしょうか?
本体上のサハリ製らしき鐘の制御機構を具体的に判れば嬉しいです。
またオルゴールの曲名も判れば是非ご教授下されば幸甚です。
錘は三味線絲に提げられ、本体の一番車に巻き込まれていますが、琴絲までの強度
は必要とは想われません。太過ぎて使い手が悪いのでは?オルゴールを取り付けて
あるネジの刻みはヤスリで削られていますか?ネジは既に和鉄砲の銃身筒元で使用
され和ネジ製法も流布されています。ネジの形状で輸入物がどうか判別できませんか?

但しこの尺時計は日巻き故、毎日フックをずらしてガラスケースを取り外し
下の引き出した鍵で巻き、、なんて現代人の貴方に毎日出来ますか?

極小の振り子から察し、連結しますアンクル、雁木車の制度の確かさが想像され
手ヤスリ仕上げでミクロ単位の部品を創ったと想うと完全に常識の域を超えています。
おそらく、単純な弓で挽く手作りの精密旋盤と完璧なスケール?
も有ったには違いないと想像しています。


Re: オルゴール和時計 CAPT - 2005/02/03(Thu) 13:14 No.440 

亜陀さま
和時計の時打ちの回数の件でご回答いたします。
半時打ちは奇数時(9,7,5)の後は一回、愚数時(8,6,4)の後は二回です。間違いはございません。
運針メカと時打ちメカは琴糸か三味線糸です。いずれにしても絹糸を数本あわせて撚ったものです。
時打ちのリンをならす方法はセイコー時計博物館蔵の和時計図録を参照してください。少し説明を加えておきます。時打ちハンマーのロッドが下部のキイをいれる引き出しまでのびており、これを時打ちメカから回転するようになっています。


Re: オルゴール和時計 ニコル - 2005/02/03(Thu) 22:52 No.441 

亞陀様
こんばんは。当時の日本にも和鉄砲の流れで和ネジというものが使われていたのですね。しかも洋ネジとは製法等において異なると理解していいのでしょうか?
そうであると、これはオルゴールの素性を考える上で大きな手がかりになるような気がします。


Re: オルゴール和時計 ミラ - 2005/02/03(Thu) 23:52 No.442 

ニコル様
こんばんは、本日、亜陀様より、和時計の資料が届きました。まだ殆ど読んでいないのですが、確かに日本でネジを作る技術が有ったようです。製法も異なります。追って、深夜になると思いますが、亜陀様より、詳しい書き込みが有ると思いますので、お待ち下さい。宜しくお願いします。


Re: オルゴール和時計 和時計師 亞陀 - 2005/02/04(Fri) 00:11 No.443 

APT さま
ご回答有り難うございました。小さいのにもかかわらず時打ち方は可成り手の込んだ作りには些か驚きました。「何もそのまでもしなくても」と想わせる職人根性に脱帽しました。
ニコルさま
和ネジの製法は原型となる鐵の段差の有る円棒に等間隔になるように絲を巻き付け、ネジの筋目を墨で書き込みます。その筋目にそって三角やヤスリで削りネジ目をつくり頭にマイナス切り目を入れると焼き入れすれば雄螺子が完成。
この雄螺子を加工すればタップが、このタップで螺子穴(雌螺子)を開ける。雌ネジに焼き入れ
してダイスが、、大きな鉄砲の螺子は木型で創ったり、雄螺子から型を採ったりした方法も考えられてます。

さて、明治時代に輸入されたドイツ製の掛け時計ユンハンスはご存知かと想いますが、実はケースの殆どは国産です。ケース一式と機械のみに輸入では経費を考えても合点が行きます。
そのケースの寸法は尺貫法に元ずかず外国産と想われても仕方がありません。ところが、木工に使用した工具の幅が当時の尺貫法その物です。
上宮を差し込む穴を彫る為に用いられた幅の狭い鑿、擬宝珠穴を開けるドリルの径、隠れ釘の長さ等が正に厘分寸単位で国産の動かぬ証拠ではないかと視ております。
この論法から、尺時計のオルゴールもヒントになりませんか?


Re: オルゴール和時計 harpmaster - 2005/02/04(Fri) 00:49 No.444 

ミラさま、こんんばんは
希望としては、実際に見てこの後の書き込みをして見たいと思いますので、ご手配の程よろしくお願い致します。

また、銘のことですが、どなたか資料をお持ちでしたら、他に打たれた初代の刻印を見せていただけるとありがたいのですが・・・・


小林傳次郎茂記作 オルゴール尺時計に付いて 投稿者:ミラ 投稿日:2005/01/31(Mon) 23:05 No.408 
harpmaster様
こんばんは、毎回お世話に成ります。
今回は、また時計のサイトのからの依頼です。

和時計のコレクターが、和時計の名工で小林傳次郎茂記と言う時計師が、オルゴール付き尺時計を、全て傳次郎作と信じ切っているのですが、江戸後期に、オルゴールを作る技術が
本当に有ったのでしょうか?
江戸後期に制作技術が確立されていたならば、明治期に、
2代目傳次郎記茂と言う時計師(1904年没)が生存して
いたにも関わらず、精工舎が、2代目傳次郎から
オルゴールの制作の伝授を受けずに、スイスに発注していた
事に合点がいきません。時計の方は、傳次郎作としても
オルゴールを制作出来たとは、私には考えられません。
ちなみに、ムーブメントは、セクショナル・コムです。
正時にオルゴールを奏で、その後鐘で時を知らせます。
現物は、まだ拝見した事は有りません。写真のみです。
ちなみに、私は和時計に関しては興味外で解りません。
セクショナル・コムに関しても知識が有りません。
私に、また白羽の矢が立って、何かしら情報を得て時計の
サイトに報告しなくては成らない辛い立場です。
江戸後期に本当に、オルゴールを制作出来る事が、天才と
言われる傳次郎に出来たのか、何かご存じでしたら
ご教示をお願い致します。


Re: 小林傳次郎茂記作 オルゴール尺時計に付いて harpmaster - 2005/01/31(Mon) 23:49 No.409 

ミラさま、こんばんは
今回は難しい話のようですね!
日本の時計の歴史に関係するようなことなので、
私はオルゴールの方から調べますので、できれば、
そちらでも、お持ちの文献や資料をなるべくUPしてもらえますか?
できれば、そのセクションコムの写真なども有れば60KB以内でしたらQ&Aでは張り込めますのでそちらへお願いします。
まずは写真を見ないとなんともいえないので、よろしくお願い致します。


Re: 小林傳次郎茂記作 オルゴール尺時計に付いて ミラ - 2005/02/01(Tue) 07:21 No.410 

おはようございます。
早速のレス、有り難うございます。
小林傳次郎茂記作と言われているオルゴール部分の
セクショナル・コムの写真の掲載許可が出ましたので、
Q&Aに貼っておきます。ご検証、宜しくお願い致します。
小林傳次郎茂記(コバヤシ デンジロウシゲノリ)と読む
のだと思います。


Re: 小林傳次郎茂記作 オルゴール尺時計に付いて ニコル - 2005/02/01(Tue) 23:11 No.414 

ミラ様、harpmaster様、こんばんは。
噂に聞く小林傳次郎のオルゴール時計の写真を初めて拝見しました。ダブル・ティースのセクショナル・コムで、1830年以前のスイス製のものに似ていますね。
ところで、小林傳次郎製作のオルゴール時計については、以前この掲示板でCAPT様が「私が拝見したセクショナルコムのシリンダーオルゴールつきの和時計は長崎の時計師(茂矩作)が製作したものです。このムーブメントは1830年頃のスイス製で西洋音楽(スコットランド民謡かオペラの序曲)でした。またこのムーブメントは musical snuff box のものと同じようなものでした。」と書かれていましたが、これと今回の写真とは同じものなのでしょうか。>CAPT様
また、こちら(http://www.soraaonami.com/orugoru_no_shiro/orgelhis01.html)のページには、「文久年間(1861 − 1864)に時計職人だった 小林伝次郎がシリンダーオルゴールを研究し、日本で初めて日本民謡のシリンダーオルゴールを作ったとい う記録もあります。しかし、これはオルゴール部分は欧州製の既製のものを自作の時計と組合わせたものだ という説やオルガネッタのようなものであったという説等があり、その実物の記録がないために様々な憶測 がされています。」と書かれています。
この写真のオルゴールがどんな音楽を奏でるのか、その素性を探るためにも是非知りたいものです。

ただ、三協精機の「オルゴール物語」(http://www.sankyoseiki.co.jp/saiyou/bisi/org_01.htm)を読むと、見よう見真似でオルゴールのムーヴメントを製作するには、相当の試行錯誤(失敗の山)があったと思いますし、そこまでして完成できたのなら、その技術が跡形もなく消えてしまうということはないように思いますが……。
今後の皆様の研究を見守りたいと思います。


小林傳次郎茂紀? harpmaster - 2005/02/01(Tue) 23:42 No.415 

ミラさま、ニコルさま、皆様こんばんは、
まずは確認です。

調べた(教えていただいた)資料によると、
大きさ:613mm*135mm*68mmと結構大きめ
オルゴールのサイズ:110mm*70mm
オルゴールは洋曲ではなく俗曲
紫檀枠で刻銘の中まで鍍金
オルゴールの演奏後、鐘打ち

初代:小林傳次郎茂紀1796−1861年
二代:小林傳次郎紀茂1820−1907年

初代は、天保(1830年から1843年)に俗曲を鳴らすオルゴールを作り天才的な技術をうたわれた。

そして写真を拡大して見る限り銘は
小林傳次郎茂紀
ですから、初代ですね!


Re: 小林傳次郎茂記作 オルゴール尺時計に付いて harpmaster - 2005/02/02(Wed) 00:51 No.418 

まずはいろいろな資料から見て、
よく言われる戸田鉄道の紙腔琴は本人が考案したわけではなくオルガネッタの模倣をして作ったことは自動演奏楽器に詳しい人であれば誰でも知っていることです。
それと同じように伝えられる小林傳次郎のオルゴール付き時計については、(私もそうですが)現物どころかその写真自体を見たことが無かったぐらいですから評価のしようがなかったのです。
今回写真を見ることができてとてもうれしいです。

つづく


Re: 小林傳次郎茂記作 オルゴール尺時計に付いて harpmaster - 2005/02/02(Wed) 00:57 No.419 

まず、2枚目の写真を見たところかなり立派な時計ですね!
これならば、オルゴールを何としてもつけたいという時計職人の気持が良く分かります。
まずは時代的背景から考えると、
初代はアントワーヌ・ファーブルがシリンダーオルゴールを作った年に生まれているわけですから、
当然、西洋のオルゴールを参考にして作ることは出来たでしょう。
オルゴールが見たところ、参考にしたオルゴールは1820年ごろから40年ごろまでに多く作られた
小型のセパレートティースのオルゴールと考えられます。2本で1組ですから、かなり初期のものを
参考にしたのではないでしょうか?
シリンダーと歯との材質などもほぼ同じように見受けられます。
亞陀さまの情報によると「1829年(文政12)にオルゴール入り尺時計を制作。」
ならば、オルゴールの入手もさほど難しくなかったかも知れません。
つづく


Re: 小林傳次郎茂記作 オルゴール尺時計に付いて harpmaster - 2005/02/02(Wed) 01:00 No.420 

気になることがあります。
真似して作ったと考えてこのティースの出来は、当時の西洋の歯に比べてかなり粗悪で汚い仕事ですから、本当に作った可能性もあります。
ただ、もし初代がこれを作ったとして、このぐらいの綺麗な時計を作る職人が、この仕上がりに銘を打ってプライドが傷つかないか疑ってしまうのは私だけでしょうか? どう見ても天才的な技術を持つ時計職人の仕事にしては納得いきません。
写真で一番低音に見えるティースの上の部分など、真鍮に線があっていませんし、当時のスイスのオルゴールを見ているのならば、これがいかにレベルが低いかは一目瞭然です。もし、よかったら、オルゴールの本などに載っている1820年頃のセパレートティースのオルゴールを見て比べてください。作るのに精一杯だったのでしょうか?
それと、一番低音に見えるティースを止めているネジのサイズが違うのも気になります。
また、細かいことを言うと真鍮部分の錆と歯の錆具合はあっていないように思えます。
何時の時代か手を加えた可能性もあります。


Re: 小林傳次郎茂記作 オルゴール尺時計に付いて harpmaster - 2005/02/02(Wed) 01:17 No.421 

一方、シリンダー部分については申し分なく良い作りに見えます。ピンを硬質にしている点などを見てもかなりうまく作られています。
良く考えて見れば、これについては時計職人が時間をかければ簡単にできることですね!
しかしながら、このシリンダーは歯以上に疑問が残ります。
このシリンダーに打ってあるピンはかなり和音が理解されているのではないかということです。
もしこれが最初もしくは、数回のオルゴールを作った技術者で、作れるものかということです。
もし初めて作ったとしたら、普通単音でメロディだけを鳴らすのが精いっぱいでしょう。
これだけの歯数を使って、和音も考えピンを打つ段階まで音楽的知識があったとしても相当の年月がかかったものと思われます。
もし、この方の作品が沢山あるのであれば、これよりも前の段階や、後の段階のものが多数存在していると思われます。
先に書いた戸田鉄道の紙腔琴は、本体は模倣であっても当時14の音階を使って和の曲をうまく落とした技術について高く評価できます。
これが、初代の完全なオリジナルであれば、それをはるかに越えた評価ができると思います。


Re: 小林傳次郎茂記作 オルゴール尺時計に付いて harpmaster - 2005/02/02(Wed) 01:34 No.422 

やはり、何度見てもこの微妙なピンのズレ(オルゴール的な分散和音)はかなりオルゴールに精通しているように見えます。
また、もし初めて(もしくは数回)作るのであれば和の曲であれば、10音ぐらいでもっと少ない音符の数で良いような気がします。
また、ピンの数も今の普通の18弁ぐらいのオルゴールよりもむしろ多いぐらいではないでしょうか?
ピン打ちの失敗を修正した跡も見られませんね。
これが江戸時代に日本で作られていたとしたら、戦後の日本のオルゴール業界のレベルはかなり低いと判断しなくてはならないでしょう。
随分、考えないでタラタラと書きましたが、本来であればここら辺で私の意見をまとめなくてはいけませんが、最終的な判断は皆さんにお任せしたいと思います。もし物議に及ぶ発言がありましたらお詫び申し上げます。ということでおやすみなさい。


和時計のオルゴールについて! 投稿者:亞陀 投稿日:2005/02/02(Wed) 00:14 No.416   
初めてお目通り叶い、恐悦至極で御座候
某、和時計師を名乗る亞陀で御座りまする。以後御視しおり御願い奉り御座候也。
和時計と申し上げましても、櫓/?/掛/尺/枕/印籠/卦算/卓上/お籠/須弥山時計と種々な時計が創られたと聞き及びまする。
で、オルゴールに的を搾って視ますと、貴HPで盛り上がって御座まする江戸末期・二台目小林傳次郎作の枕時計が有き、和の音樂を用いてオルゴール付きを制作。機械高さ18センチの二段式にて、下段於いてオルゴール(自鳴噐)が組込まれて候。尚、この時計は千賀耕平著「江戸の御時計師」の31頁に寫眞が掲載されて御座候。同書如く、二台目小林伝次郎(養子)1829年(文政12)にオルゴール入り尺時計を制作。1861年自鳴鐘を制作、1895年江戸本郷に懐中時計工場を創設も、自滅したとの事。然らば、某オルゴールは門外者に付き、ミラ殿に資料を提供仕り候也。時計は各の如し呼び名有り
「 土圭」「時斗」「時辰斗」「時辰計」「時辰儀」「時噐」「時鐘」「時規」「時鶏」「時辰噐」余計な事を申し上げ失礼致し候。


Re: 和時計のオルゴールについて! harpmaster - 2005/02/02(Wed) 00:44 No.417 

亞陀さま
ご丁寧な、ご口上ありがとうございます。また、情報、資料も頂き大変ありがたく思います。これからもよろしくお願い致します。
それで、この時計については尺時計でよろしいでしょうか?
また、写真では、初代の銘が入っているようですが、2代目の作品なのでしょうか?「小林伝次郎(養子)1829年(文政12)にオルゴール入り尺時計を制作。」ということは銘と違うように思います。自鳴琴についてはまた別物ですから、今回はコメントしませんが、オルゴールの観点から見たコメントは書かせていただくつもりです。
それにしても、その枕時計の写真も見たいです。



ダンパーが緩んできた場合の調整はどうされるのでしょうか? 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/01/29(Sat) 01:02 No.400 
No.398 からのレスです。
>ダンパーが緩んできた場合の調整はどうされるのでしょうか?

ぷーさま
もう少し症状を詳しく教えてください。、どの位置が緩んでいますか?いくつ緩んでいますか?
スターホイールが勢い良く回ってコームをはじいた後にディスクをたたく音がしますか?


Re: ダンパーが緩んできた場合の調整はどうされるのでしょうか? ぷー - 2005/01/29(Sat) 19:53 No.401 

harpmaster様
すみません。
言い方が悪かったですね。
別に今はおかしい所は無いんです。
ミラ様の言われていた200時間ほど演奏すると
ダンパーの緩みが出てくると言うことなので
これからもしそのような症状になった場合の調整方法が
解ればと思ったので。

ちなみに前の書き込みに書きましたが
実は油を櫛歯に塗って保管していたのですがダンパーが効きすぎてる感じが彼方此方で出始めて
本来(購入した当初)ピーン(高い音)とかポーン(低い音)と響くはずのものがピ(高い音)とかポ(低い音)の様に響かなかったのです。
ダンパーと櫛歯の先に(僅かに?)繋がるように付いていた油分と櫛歯間にこれまた繋がるように
油が付いているのを取り除くと随分と改善されたので
多分それなのでは思っています。


Re: ダンパーが緩んできた場合の調整はどうされるのでしょうか? ミラ - 2005/01/29(Sat) 23:28 No.402 

ぷー様
こんばんは、ダンパーが甘く成る総時間は、オルゴールの
個体差で違って来ると思います。200時間と言うのは
かなり長い時間だと思っています。異音と言っても、まだ
我慢出来る範囲の異音です。私にはダンパーの構造は理解
出来ますが、その調整方法は、まだ詳しくは解りません。
いい加減な事を申し上げるのは、差し控えたいと思います。

響きが悪く成ったのは、油の差し過ぎと思います。
櫛歯の手入れは、日本刀の手入れと一緒と思って下さい。
日本刀も赤錆が出る物は駄刀です。良い物は黒い錆、櫛歯と
同じ状態に錆びて来ます。皮膜が形成される程度の注油で大丈夫です。


Re: ダンパーが緩んできた場合の調整はどうされるのでしょうか? ぷー - 2005/01/30(Sun) 11:46 No.403 

ミラ様こんにちは
確かに油の差しすぎでした。
平筆でベッタりと塗ったままにしていたので
櫛歯と櫛歯、櫛歯とダンパーとの間に油の橋を作ってしまい結果響きが悪くなったみたいで、、。
今は油はあまり塗っていません。
本当に乾いたなと思ったときに塗るようにしたいと思います。

此処でのホームページやご指摘は大変参考になります。
ただ随分此処の掲示板に書き込んでしまったような気がします。
書き込みすぎの様な気も、、、、(^^;
(周りをみても何も解らないと言う状態だったので
不安がよぎる事は何でも此処で質問してしまいました。
皆様がとても親切な方たちでとても安心しております。)
また解らない事がありましたら質問したいと思いますが
宜しいでしょうか?


Re: ダンパーが緩んできた場合の調整はどうされるのでしょうか? ミラ - 2005/01/30(Sun) 12:20 No.404 

ぷー様
書き込み過ぎと言う事は無いとおもいますよ!
harpmaster様も、この掲示板を通して活発にオルゴールの
情報交換を目的で作られたと思います。ぷー様のように
書き込みたくても、書き込む勇気が無い方もいらっしゃると
思います。どんどん書き込みをして頂き、さらに充実した
掲示板に成ることを希望しております。ぷー様に色々と質問
して頂き、私自身も勉強させて貰っておりますので、ご心配
は無用と思います。解らない事が有ったら、どんどん書き込みましょう! 諸先輩方の貴重なご意見も書き込まなければ
お伺いする事が出来ませんので。


Re: ダンパーが緩んできた場合の調整はどうされるのでしょうか? harpmaster - 2005/01/30(Sun) 19:01 No.405 

ぷーさま、皆さま、こんばんは
どんどん気にせず、気軽に書き込んでください。
私も答えられないこともたくさんあると思いますが、分かる範囲内で書いていこうと思います。
また、私自身もこの掲示板で情報を沢山頂いており、おかげさまで自分だけで調べられなかったことも少しづつわかってきたことをページにまとめることができました。
今後ホームページを作っていく上で目標もできますのでリクエストなども受け付けようと思います。
どんどんご活用ください。


Re: ダンパーが緩んできた場合の調整はどうされるのでしょうか? ぷー - 2005/01/30(Sun) 23:31 No.406 

harpmaster様
ミラ様
ニコル様
そして皆様
こんばんは
とても有難いお言葉有難うございます。
あと色々なご指導有難うございます。
解らない事が結構あったので
今回は大変助かりました。
また何かありましたらよろしくお願いします。
今後も質問以外にも顔見せしたいと思います。
では今後ともよろしくお願いします。m(−−)m


Re: ダンパーが緩んできた場合の調整はどうされるのでしょうか? ミラ - 2005/01/30(Sun) 23:32 No.407 

harpmaster様
こんばんは、書き込みの件のご返事、ありがとうございます。
何か、私如きが、少し生意気な事を申し上げたようで
反省しております。失礼の段、お許し下さい。
また、今後も書き込みをさせて頂きますので、宜しくご教示
お願い致します。


オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? 投稿者:ぷー 投稿日:2005/01/26(Wed) 23:18 No.377 
こんばんは
ガバナーの件ご指摘有難うございました。
最近構造などをじーーと見ていると
ダンパーなど針金のような部品で櫛歯の振動を
解除していたり止めたりしてしかもスターホイールの
出っ張りでダンパー調整しているところなんか泣けます。
しかしなんかちょっとした事で例えばディスクの引っ掛かりなどで簡単に曲がりそうなほど繊細な感じもします。
自分でも簡単な修理ぐらいはしたいなと思い始めています。
しかしそのような本はあまり見かけません。
部品1つ1つの修繕方法や維持管理方法が
メーカーごとに写真で(図柄で)詳しく載せている本は
無いでしょうか?
(バイクで例えるならサービスマニュアルのようなもの)


Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? ニコル - 2005/01/27(Thu) 00:31 No.378 

ぷー様、こんばんは。
オルゴールの構造・修理等にご興味があるのでしたら、ハイランド・アンティークの大森さんが書かれた「オルゴール修理人の雑学コーナー」が一番だと思います。メーカーごとの図解というほどではありませんが、私の知る限り、この本がベストだと思います。詳しくは、こちら(http://www12.big.or.jp/~hld-atq/MBSI-NLT.HTM)をどうぞ。


Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? harpmaster - 2005/01/27(Thu) 02:12 No.379 

こんばんは、ニコルさまの書かれた通りだと思います。
日本では文献は少ないので、他に選択肢がないです。
というか、きっとぷーさまは何かのついでに入手できるのではないでしょうか?
洋書だと
Cylinder Musical Box Design and Repair Bulleid, H.A.V.
Restoring Musical Boxes Ord-Hume
が良いと思います。
上の本は、シリンダーオルゴールですが、ディスクオルゴールを持っている人にも必要な情報があります。

実は当時はサービスマニュアルは存在していたようです。
レジーナやポリフォンは品番のリストなどもあったようですし、調整に関しても書いていたようです。本当はそれを見てみたいのですが入手困難のようです。


Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? ミラ - 2005/01/27(Thu) 20:41 No.380 

ぷー様、こんばんはm(_ _)m
オルゴールの構造と修理に興味を持たれて来ているようですね! 構造と修理は、ニコル様のご指摘の本に詳しく載っていますが、安易に興味本位での分解は絶対に止めた方が良いです。構造を見ると、割と部品点数が少ないので、触りたく成る気持ちは、解ります。それらの部品同士、微妙なクリアランスで成り立って良い演奏が出来るように調整されています。調子が良いうちは触らないで、構造のみ勉強される事をお薦めします。私は現在、カリオペ9`1/2、6ベル付きの未整備の物を入手して、修理、修復の練習をしていますが、なかなか時間が取れないので、修理の行程を写真で撮って残しておくようにしています。そうしないと、組み立ての時に忘れて仕舞います。ベルのスプリング一本でも、エンドの始末をしっかりとやらないと、6本の長さが微妙に違って来て、ベルを叩く音が変わって仕舞います。カリオペも中身は部品点数は少ないのですが、分解して組み立てると、未整備の最初の状態よりも調子が悪く成ったりします。工具も有る態度は揃えないと、良い仕事は出来ません。私はオルゴールに平行して、ライブスチームという人が20人〜30人は楽に乗れる本物の石炭で走る蒸気機関車の制作を趣味として製作をしていますので、手先は一般の人よりは少しは器用なほうと思っていましたが、オルゴールの微妙な各部分とのクリアランスの兼ね合いの調整等は経験が無いと本当に難しいです。ボール版、旋盤、フライス盤等、工具類は揃っているのですが!なかなか思うように修理が出来ません。しかし、乗りかかった船、此処で諦める訳には行かないので時間が取れるように成ったら、修理を再開しようと思っています。特に大森氏が調整されたオルゴールは、大森マジックと思われる程の微妙な調整が成されています。どうしても何かいじりたい場合は、エアーブレーキのベーンのスプリングの長さの調整で、速度を好みの演奏速度に調整する位で他は、触らない方が無難です。一度試して見ると、難しさがお解りに成ると思います。簡単な修理というのは余り無いような気がしますが? ご参考迄に、大切なポリフォン11に手を入れて仕舞う前にお知らせしておきます。 


Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? ぷー - 2005/01/27(Thu) 23:16 No.381 

ニコル様harpmaster様ミラ様こんばんは
ご指摘有難うございます。
ニコル様harpmaster様、、、、、、、、、。
実はオルゴール修理人の雑学コーナーは既に大森様から
購入しています。
骨董市でオルゴールを購入するときに
出店の棚にあった本が気にはなっていたのです。
オルゴールを空回転させて良く出来てるなあと思ってから
構造に興味を持ち始めましてメールにて大森様に注文しました。
実は本を見ながらと思ったのですが
確かにミラ様の言うとおり問題なく動くオルゴールを
興味本位にいじって壊したら泣くに泣けない気もします。
ミラ様の言うとおり構造のみを調べる位にしたいと
思います。
それにしてもオルゴールと言うのは
音楽を聴く楽しみと構造を知る楽しみと
二つ楽しみがあってはまりそうです。


しかしharpmaster様の言われています当時のサービスマニュアルは私も見て見たいです。
その機械の構造をもっと良く知るには最高の本のような気がします。





Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? ミラ - 2005/01/27(Thu) 23:28 No.382 

ぷー様
こんばんは、間に合って良かったですσ(^◇^;)
大森さんの参考書は、ポリフォンが調子が悪く成ったら
実行して見て下さい。その時は、いじって壊して仕舞っても
にこやかに、大森さんが後の修理を引き受けてくれますよ!
本当の構造を知るのは、分解です。各部品の分解、組み付け
の反復練習です。その時点で何処がどうして、悪いのか見当を付けて、
駄目元で修理に挑戦してみるのは、どうでしょうか?
今後、何か疑問点が有りましたら、私の解る範囲でお答え致しますので、宜しくお願いします。私も勉強させて頂きます。


Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? ニコル - 2005/01/27(Thu) 23:35 No.383 

皆様こんばんは。
サービスマニュアルというほどのものではありませんが、レジーナの取扱説明書(Practical Instructions for Operating, Oiling and Repairing the Regina Music Boxes)は、Ord-Hume氏の著書「Clockwork Music」に掲載されています。
ただ、これは、ごく簡単な手入れを除けば、機械部分を取り外して、安全にレジーナ社に送るためにはどうしたらいいか。というようなことが書かれていますので、あまり参考にならないかもしれません。
また、Graham Webb氏が書かれた「The Disc Musical Box Handbook」にはダンパーの調整方法や欠落したディスク・ピンの補修方法などが載っています。特に、これの旧版(1971年版)には、ポリフォン及びレジーナのディスクの曲名リストが掲載されていますので、興味のある方にはお勧めです。
いずれにせよ、ミラ様のおっしゃるとおり、下手に手を出すとろくなことはありませんので、まずは壊していいものから手がけられた方がいいと思います。(単に、櫛歯を外して付け直すだけでも、微妙な位置関係がずれてしまって、往生することになりがちです。)


簡単な修理? harpmaster - 2005/01/28(Fri) 03:24 No.384 

とりあえず、あんまり参考にならないかもしれませんが・・・
http://www.musical.jp/box/thorens/t01.htm

そのうち時間が有れば、まじめに作ります。今まだ仕事中なので・・・




Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? ぷー - 2005/01/28(Fri) 12:56 No.389 

ミラ様ニコル様harpmaster様
ご意見感謝します。m(−−)m
結果としては動く限りはいじらない方が
無難と言うことですか、、、。
分解しないレベルでの動きや大森様の本を見て
構造を楽しみたいと思います。
しかしharpmaster様のトーレンスを見て
僅かな櫛歯の黒ずみが気になり
大森様に何度も聞きまくってしまった自分が恥ずかしいです。
(考えて見れば100年経ってる訳ですから新品のような
コンデションじゃないことはわかりきってるはずなのに。)
こんなレベルの櫛歯もあるとは、、。
しかもオークションの書き込みに普通に動いて聴けるなんて、、。


Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? ミラ - 2005/01/28(Fri) 14:44 No.390 

ぷー様
こんにちは、基本的にはBOXから機械を取り出し裸状態で
じっくりと観察されても問題は有りませんが、
メカを締め付けている、ネジは緩めない事をお薦めします。大森氏が整備を手がけているポリフォンですから、
この先、殆ど壊れると言う事は余り無いと思いますが、
定期的な調整は何年か経ったら行わなくては成らないでしょう。
しかしそれも、ダンパーが甘くなる程度で、完全に壊れて
仕舞うような事は無いと思います。櫛歯の黒ずみは、仕方が
有りませんね! 中には黒ずんでいない櫛歯も有りますが、
大抵の場合は、部分的にせよ、少しは有ります。
ちなみに、ぷー様は何処の辺りを分解して見たいですか?


Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? ぷー - 2005/01/28(Fri) 16:06 No.391 

こんにちは
ミラ様
黒ずみは左下のネジの周辺にあります。
その程度なので今は余り気にしていません。
ただそれが錆でどんどん進行するものであれば
気になりますが、、。
もし分解するとなると
櫛歯を外してスターホイールからいじりたいです。
ガバナーやスプリングモーターは此処のホームページや本で書かれていることを
読んで凄く難しそうな印象を感じます。
ところで定期的な完全なオーバーホールなどは
何年ごとにすれば良いのでしょうか?
あと大森様のホームページでの本の紹介で
オルゴール協会日本支部というのがありますが
どのような活動をされているのでしょうか?


Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? ミラ - 2005/01/28(Fri) 18:07 No.392 

ぷー様
櫛歯の黒ずみから、錆びが進行する事はまず有りません。
定期的に私は櫛歯に粘度の薄いオイルを少量、平筆で塗り広げ、その後、繊維のケバが出ない、眼鏡のレンズ用の布で、
余分なオイルを拭き取っています。その際に注意する事は、
櫛歯の間から僅かに突きだしている、ダンパーに布を引っかけ無いように注意する事です。
定期的な調整は、余り心配する事は有りませんが、
ダンパーが緩んで来て、異音が出始めたら行うと良いでしょう。私の一台も総演奏時間200時間位からダンパー異音が
出始めています。何年というのでは無く、何時間演奏したかだと思います。もちろんその間に注油によるメンテナンスは欠かしませんが、オルゴールは丈夫ですので、余り気にしなくとも大丈夫です。
また、櫛歯を外すと、ベットプレートから櫛歯に位置を決める為のノックピンが突きだしていると思います。櫛歯のみを外すので有れば、ノックピンがガイドに成っているので
余り位置がずれる事は無く元に位置に納まると思いますが、スターホイルを外す事は、後のクリアランスを調整するのに大変だと思いますので、
まだ止めておいた方が良いと思います。その内に私の
カリオペの組み付けの際の結果をお知らせします。
ガバナーはもっとも難しい部品です。快調に動いているとき
には触らない方が良いです。また、オルゴール協会日本支部
とはMBSIと言う国際的組織ですので、その辺りはharpmaster 様、ニコル様にお伺いした方が良いと思います。敷居が高くて、私などとても入会出来ません。


Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? harpmaster - 2005/01/29(Sat) 00:16 No.394 

オルゴール協会については、
No.130でミルズさまから情報を頂いてから、しばらく経ちましたが、
入りたい気持は有るのですが、まだ落ち着かなくて申し込みをしていません。
従って私は活動内容などは知りません。


MBSI ニコル - 2005/01/29(Sat) 00:36 No.397 

私も呼ばれたようなので出てきましたが、MBSIには興味があるものの、まだ踏ん切りが付かず、申し込みもしていません。
大森様はMBSIの会員ですから、何かの機会にお訊きになられてはいかがですか?
お役に立てなくて申し訳ありません。


Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? ぷー - 2005/01/29(Sat) 00:45 No.398 

harpmaster様ミラ様こんばんは
協会はだれか入っていればお聞きしたいなと思っていたので

(ただ入るかどうかはよく解りませんが。)
あと最近演奏で音が響かない櫛歯が幾つか有ったので
自分で色々出来ないかなと思っていましたが
(それでサービスマニュアルが無いかなと思ったわけです。)
しかし何のことは無い油を櫛歯に塗ってたのが原因みたいで
ふき取ったら直りました。
油は本当に薄く皮膜を作る程度で良いのだなと実感しました。
ところでダンパーが緩んできた場合の調整はどうされるのでしょうか?


Re: オルゴールのサービスマニュアルのような本はありますか? ぷー - 2005/01/29(Sat) 00:51 No.399 

ニコル様こんばんは
言いだしっぺの私も実は二の足を踏んでるんです。
あまり活動がわからないので。
大森様に聞くと言う手もありますが
まだそこまで決心はついていません。
もう少し考えてみてからにしようと思います。


スイス国立博物館公認ビデオについて 投稿者:ニコル 投稿日:2005/01/28(Fri) 08:36 No.385 
harpmaster様お勧めの「スイス国立博物館公認ビデオ」が欲しくなってしまいました。ただ、英語版にするか日本語版にするか悩んでいます。そこで次の点についてご教示頂ければ幸いです。
1)両者は大分収録時間が違いますが、日本語版でカットされているのはどのような部分なのでしょうか?
2)「ヒアリング超苦手」の私でも何とかなる英語レベルでしょうか? あるいは絵だけ見ていればナレーション抜きでも大体分かるというようなものなのでしょうか?
お忙しいところ恐縮ですが、よろしくお願いします。 


Re: スイス国立博物館公認ビデオについて harpmaster - 2005/01/28(Fri) 10:51 No.386 

ニコルさま
1:
抜けているところは、最初のイントロの部分と途中で数箇所というところでしょうか?
最初のイントロについては、少年が出てくるあまり関係のないところです。
かなりカットは大胆かもしれませんが、日本語版だけを見ると、それはそれで良いような気がします。
2:
英語の勉強に是非!というかおそらくクイーンズイングリッシュのようなので、日本人にとっては聞きやすい方だと思いますが、やはり英語の勉強として聞く覚悟がないと無理だと思います。
単語的には
ペイラードがパイアー
ジャカードがジャカー
と聞こえる程度で、ニコルさまであれば十分だと思います。

日本語の方は日本語で、別の意味で難しいです。
翻訳は比較的しっかりとされているようなのですが、オルゴールの部品の単語を知らない人?(もしくは古い呼び方?)が翻訳されたような難解な日本語がでてきます。
まあ、ひとことでいうと「中国的日本語」という感じでしょうか?でもニコルさまでしたら、意味が分かると思います。

絵だけ見ていても大体分かる、という程度ではあります。
私はリュージュのビデオをまだ見ていないのでいくつか重複するかもしれませんが、オルゴールの歴史をビデオにしたものですからパイアールの工場の当時の映像などが見れて楽しかったです。


Re: スイス国立博物館公認ビデオについて harpmaster - 2005/01/28(Fri) 10:57 No.387 

ぷーさまへ
ご感想お待ちしております。
皆さんの感想もレビューのページに追加するなんてどうでしょうか?
買う側にとってはひとつでもヒントが欲しいですよね!


Re: スイス国立博物館公認ビデオについて ぷー - 2005/01/28(Fri) 12:45 No.388 

ニコル様 harpmaster様 こんにちは
初心者の私が見てもオルゴールの事がわかり易く紹介されていて
動く資料として楽しめます。
またharpmaster様の言われるとおり当時の工場の動く映像も
わかり面白いです。
ポリフォンもこんな感じだったのかなと想像してしまいます。
(出来れば自分は、ポリフォンの当時の映像か写真があるところがあれば知りたいのですが、、、、。)
また部品の命名を鍵盤とか言う表現をしますが
慣れれば気になりません。
ただディスクオルゴールに関しては
自分自身の感想としては さらっと流してる感じがします。
最後にオルゴール博物館などの紹介もあります。
全体的に買って損はしない良いビデオだと思います。
私も5,6回見ましたし。
偶にまた見たくなるし、、、。(^^;
私のような初心者が意見すべきか悩みましたが
参考になれば幸いです。




Re: スイス国立博物館公認ビデオについて ニコル - 2005/01/28(Fri) 20:47 No.393 

harpmaster様、ぷー様、こんばんは。
お二人のお話を聞いて、私も注文することにしました。
「英語の勉強に是非!」、「日本人にとっては聞きやすい」、「絵だけ見ていても大体分かる」、「私も5,6回見ましたし。偶にまた見たくなるし、、、」という当たりが決め手になって、英語の勉強をすることにしました。
ヴィデオが届いたら感想をアップしたいと思います。
(ちんぷんかんぷんだったらどうしよう……。)


Re: スイス国立博物館公認ビデオについて harpmaster - 2005/01/29(Sat) 00:18 No.395 

ぷーさまへ
レビューへ引用させていただきました。問題あるようでしたら変更もしくは削除いたします。
ニコルさまへ
ご感想お待ちしております。


Re: スイス国立博物館公認ビデオについて ぷー - 2005/01/29(Sat) 00:30 No.396 

harpmaster様ニコル様こんばんは
私の感想がレビューに載せていただけるとは、、。
当然問題ありません。(^^
今後また???の出来事が起きましたら
こちらでご指導頂ければとてもありがたく思います。
また何かありましたらよろしくお願いします。



オルゴールとオートマタ ビデオレビューを拝見して 投稿者:ミルズ 投稿日:2005/01/24(Mon) 02:41 No.372 
harpmaster様、ご無沙汰いたしております。

今回、オルゴールとオートマタ ビデオレビューを拝見して

オルゴールアラベスク のちらしが残っておりましたので、以下に引用させて頂きます。

>Video Cassette

>★CD同様、小樽オルゴール堂2号館が所蔵する19世紀末から20
>世紀初頭にかけて製作されたオリジナルのアンティーク・オルゴール
>(ディスク・タイプ、シリンダー・タイプ)に加え、同時代に製作さ
>れ流行した<オートマタ〜自動からくり人形*>とそのレプリカをモ
>チーフとして、その演奏シーンと動きを映像と音で紹介しています。
>  *オートマタ・・・・フランスを中心に製作された愛玩用のビスクドールなどに
>          主にスイス製のシリンダーオルゴールを組み込んだ物
>★パート1「魔術」とパート2「舞踏」あわせて、47台のオルゴールを収録。

別にCDにて5枚出ていた物です。

今は無い、色内の頃の2号館の内部も撮影されているのでしょうか。
2号館の開館ちらしには、
 コンダクター(1880年代/フランス製)
 手品をする少女(1880年代/フランス製)
 ピエロ・エクリヴァン(1987年/フランス製)が紹介されております。


Re: オルゴールとオートマタ ビデオレビューを拝見して harpmaster - 2005/01/24(Mon) 03:02 No.374 

ミルズさま
貴重な情報ありがとうございました。
もうすでに10数年前のビデオの情報なので、このような書き込みはとてもうれしいです。
パート2「舞踏」もなんとしても見つけようと思います。
果たして手に入れられるか疑問ですが・・・頑張って見ます。

色内の頃の2号館の内部については、良く分からないのですが
館内の一部は写っています。
パート1「魔術」については、レビューでも書いたとおりでオートマタ中心ですので、オルゴール好きの人だけでなく楽しめると思います。


Re: オルゴールとオートマタ ビデオレビューを拝見して harpmaster - 2005/01/24(Mon) 03:20 No.376 

レビューの方に情報として追記させていただきました。
ありがとうございました。


ガバナーについて 投稿者:ぷー 投稿日:2005/01/23(Sun) 03:47 No.368 
すみません。
今演奏を終えスプリングモーターを緩めるため
空回りさせていたのですが
スプリングの力が途中で切れて正規の停止位置に
する為にクランクを正規の位置に止まるぐらい回したのですが動きません。
少し動揺しましたが
上板を外しガバナーの軽く押したら動きました。
前に油をガバナーの羽に付いているバネに軽くさしたのですがこの事が原因の様な気もします。
現にその後にこの現象が起きました。
その後はこの現象は今の所出ていませんが少し心配です。
油分はふき取ったほうが良いのでしょうか?


Re: ガバナーについて ぷー - 2005/01/23(Sun) 09:40 No.369 

スプリングモーターのかかりを多少僅かながら残して
おくと症状は出なくなりました。
多少なりともスプリングモーターのテンションは
残っていた方が良いのでしょうか?


Re: ガバナーについて harpmaster - 2005/01/23(Sun) 11:10 No.370 

ぷーさま
上記の内容から少しわからないところもありますが
演奏後、毎回スプリングを完全に緩めているのでしょうか?
私の知っている限りではその必要はないと思います。
確かに緩めた方がオルゴールにとって負担は軽いと思いますが、スプリングがたくさん巻かれてテンションが強い状態でなければ、そのままにしていても問題はないと思います。

また、油についてはどれぐらいどのようなものが付いているかによりますが、やはり多すぎはトラブルの元になります。
大きなギア類で潤滑するところにグリースを塗ったり、錆びやすい場所で酸化しないように皮膜をつくるという意味で塗るのは有効な場所はありますが、
動きが悪いということでいろいろと油を塗るよりは、掃除をした方が動くような気がします。
掃除をした後に綿棒の先に少しだけ油をつけて酸化防止の皮膜を作る程度に塗るというのは良いかも知れません。
本来オルゴールは100年も持つ機械ですからそんなに扱いがデリケートなものではないと思いますので丁寧に扱えば、普通に持ちます。


Re: ガバナーについて ぷー - 2005/01/24(Mon) 00:41 No.371 

harpmaster様
スプリングは一日の演奏後必ず緩めて
しまっていました。
確かに少し敏感すぎるのかもしれません。
昔小さい頃よく市販で出ている小さいオルゴールのぜんまいを巻きすぎてよく壊していたので
そこからスプリングモーターに関しては神経質に
なってるのだと思います。
油に関しては確かに塗りすぎかもと感じていて
今は筆で油をよくふき取り薄く皮膜が出来る程度に
櫛歯やスターホイールの指で触った部分などに
塗る程度にしています。
後はお店でも言われたとおりに
1.2ヶ月ぐらいに駆動部分の油さしを数滴ずつ位
注すぐらいにしたいと思います。
また何かありましたら宜しくお願いします。
とてもありがたいご指摘有難うございました。




Re: ガバナーについて harpmaster - 2005/01/24(Mon) 02:53 No.373 

ここらへんの情報がこのホームページには欠けていますね!
メモしてたまったらページを作るようにします。