BBS-04
 

オルゴールのメーカーについて 投稿者:harpmaster 投稿日:2004/12/11(Sat) 00:00 No.245  
皆様こんばんは、
相変わらずオルゴールのメーカーを調べています。
ある情報によると、
1:ドイツのMMMというメーカー
2:中国のTOYO?東洋?というメーカー(日本の東洋音響さまとは違う)
があるそうですが、何か情報をお持ちの方は教えていただきたいと思います。


Re: オルゴールのメーカーについて ニコル - 2004/12/11(Sat) 23:51 No.249  

こんばんは。
MMMの住所・連絡先は次のとおりです。
 ・Mechanische Musikwerke Manufaktur GmbH
 ・Rheinallee 7 & 8, 65385 Rudesheim am Rhein / Germany
 ・Phone: 49 6722 47994  Fax: 49 6722 47415
 ・email: mmm-gmbh@t-online.de
詳しいことはよく分かりませんが、ストリートオルガンなども作っているようです。(http://members.aol.com/tgcnc/wendel.htm


Re: オルゴールのメーカーについて harpmaster - 2004/12/12(Sun) 00:00 No.250  

ニコルさま ありがとうございました。
いつもいつも助かります。
オルゴールのメーカーではなさそうですね!
噂によると、清里の脇田さまが関係あるとか聞いておりましたので、きっとここだと思います。


Re: オルゴールのメーカーについて ニコル - 2004/12/12(Sun) 00:45 No.253  

ネットで調べると、MMMブランドの小物オルゴールや、シンギングバードなども出てきますので、オルゴールメーカーではない、と言い切ることもできません。ただ、どこまで自分で作っているかは、直接問い合わせてみないと分からないと思います。


Re: オルゴールのメーカーについて harpmaster - 2004/12/12(Sun) 01:36 No.255  

ご指摘ごもっともです。ありがとうございます。
もう少し良く調べてみます。


楽器オルゴール&最近のオルゴール事情 投稿者:ニコル 投稿日:2004/12/11(Sat) 18:45 No.247  
皆様こんばんは。
オルゴール編曲者の Hamajiさんのページ(http://www007.upp.so-net.ne.jp/einstein/hamaji/topics.htm)を見て、IJ INTERNATIONAL CORPORATION(http://www.aa.alles.or.jp/~ijinter/)の永井様にお目に掛かってきました。
永井様は、オルゴールは楽器であるとの信念のもと、いかに素晴らしい音を引き出すかという点から、ボックスの構造、材質等に工夫を凝らされており、三協商事の楽器オルゴールシリーズのプロデューサー(?)のような役割を果たしておられるそうです。
通常のものよりもかなり遅めの演奏で、十分な響きと余韻を持って演奏される音楽を聴いていると、三協オルフェウスってこんなにいい音だったのか、と改めて驚かされます。
ただ、合理化の流れの中で、そうした素晴らしいオルゴールを生み出す技術が失われつつあるというお話を伺い、大変残念に思いました。もっとも、リュージュの方はかなり前から質が低下している(私も最近のリュージュは音が悪くなったと思っていました)ということです。
日本が世界に誇る精密機器(と同時に文化遺産)の一つであるオルゴールが、「絶滅危惧種」になりつつあるのは悲しいことです。日本のオルゴール文化を残すためには、私たち自身がオルゴールの本当のすばらしさに気づき、少々高くても本物の音を求めること、だと思います。(そうでないと、世界中のオルゴールが中国製に席巻されてしまい、職人技は消え失せてしまうでしょう。)
そうした「職人技」による高級オルゴールについての「市場」が確実に存在するということを、メーカーに分かってもらいたいと思います。


Re: 楽器オルゴール&最近のオルゴール事情 harpmaster - 2004/12/11(Sat) 23:45 No.248  

ニコルさま、こんばんは、皆様こんばんは、
難しい問題ですね!
先日ある方とお会いして、リュージュの音は最近硬くなったという話をしておられました。
最近ではリュージュも自動でピンを植えていますし、そういう意味では生産上の技術は殆ど克服されたのかもしれません。
でも、オルゴールはその音を作る構成要素については明らかにプロフェッショナルが必要ですし、編曲に関しても機械が変わることもないと思います。
同じムーブメントであっても微妙にアタリ、ハズレがあり、さらにボックスによっても音は作用され、1台1台が違うのがオルゴールの面白みのひとつだと思います。
私は、サブライムやピアノフォルテなどの過去の技術を余すところなく発揮できるメーカーが現れ、より音楽的な表現を現代の人に評価されるチャンスが多くなることを期待しています。
出来れば日本のメーカーによって成功されればうれしいのですが、実情は中国へもOEMを出しているところから考えても現段階では難しいのかもしれません。


Re: 楽器オルゴール&最近のオルゴール事情 ニコル - 2004/12/12(Sun) 00:28 No.252  

harpmaster様、こんばんは。
「職人技」と私が呼んだのは、例えば櫛歯を作るにしても、鉛の重りをきれいな形に整形しながら、かつ音程的にもきちんとチューニングする、櫛歯の裏まできれいに磨きをかける、というようなことが行われていたようなのです。そのような仕上げ方というのは、アンティークのオルゴールでも、もちろんトーレンスやリュージュでも見たことがありません。しかし、この日本的なこだわりが櫛歯の一本一本の響きの美しさをもたらしてくれるようです。この辺は、現物を目にしないとなかなか理解が難しいかもしれません。私も、今日現物を目にし、また素晴らしい音響効果を持つボックスによりじっくりと音の響きを聴くことにより、改めてその素晴らしさに気が付いたという状態です。(本当のことをいえば、これまではオルフェウスをそれほど高く評価していませんでした。)
この種のこだわりは、まさに日本的なものであり、海外にそれを求めても決して得られることはないでしょう。別に中国製が悪いといっている訳ではないのですが、日本人の美意識に基づく独特の世界が失われることが残念に思われるのです。
楽器であれば、一般の音楽愛好家のための普及品とは別に、プロの音楽家のための職人による手作り品が存在します。(例えば、フルートの場合、出荷本数ではヤマハがトップですが、プロは村松を使っています。)
従来、高級オルゴールについては職人の手により作られてきましたが、現在はそうではなくなっているようです。職人技により作られた製品と、そうでないものとを見分ける力を養うとともに、職人技に対してはその価値に見合う対価をきちんと支払うことによってのみ、こうした世界を残すことができるのだと思います。したがって、私もそのような鑑定眼が身につけられるよう、耳を研ぎ澄ましたいと思っています。


Re: 楽器オルゴール&最近のオルゴール事情 harpmaster - 2004/12/12(Sun) 01:34 No.254  

なるほど・・・・、言われてみれば、コームの裏は大体汚い?ものが多いですね!
私の中でもオルフェウスの評価は、さほど良くなかったのですがそれはおそらく私がたまたま耳にした曲の編曲にあると思います。
中には好きなものももちろんあります。私の場合には工芸品としての完璧さよりはむしろ音楽的な点の方が気になります。
表現が難しいのですが、音色についてのみ言うと中国製でも悪くはないと思いました。
話を戻しますが、職人技についてはリュージュも現在でもかなりのこだわりを持っていると思います。現在でも年間たった10台限定
など少数ですが、ベルドラムのついた物や、リボルバーなどの香箱のついたタイプを残しているのはそのためではないでしょうか?
日本オルゴールの職人技も同じように、残して欲しいと思います。というよりは、スイスのような伝統はありませんから、むしろ
これから新しい技術を生み出して行って別の形でも世界をリードしていって欲しいと思います。


スレ作りました。 投稿者:オルゴール大好き 投稿日:2004/12/09(Thu) 19:47 No.243  
2ちゃんねるの趣味一般に
ディスクオルゴールのスレを作りました。
いちお報告します。


Re: スレ作りました。 harpmaster - 2004/12/10(Fri) 02:25 No.244  

こんばんは、オルゴール大好きさま 
見てきました。とにかく長く続くことを祈るばかりです。


旧JNR仕様のオルゴール音を市販化してみては・・・? 投稿者:ハイケンスのセレナーデ 投稿日:2004/12/09(Thu) 01:22 No.241  
久し振りにカキコ致します。先日と有る鉄道部品ショップから、気動車仕様の電話型オルゴールを買いました。最近、段々と昔の旧国鉄の車輌も耐用年数がきて、次々と解体されると同時に乞う云った、昔ながらのオルゴールがどんどん減ってきてますね。最近じゃ電子メロディーで味気ないですね。(新幹線は、最初から電子チャイムですから、除外。)オルゴールを製作している方がいたら、旧国鉄仕様のブース・オルゴールを製作して欲しいものです。音階も忠実にブース品仕様で・・・。
音階のオーダー音等は、鉄道マニアの方がかなり録っていますから、それを基に、製作してもらえれば幸ですね。かなり手間暇は掛かりますが、商品化されれば爆発的に売れるでしょう。ブース品だと最高18万もするのが有ります。マニアの方でも欲しいのはヤマヤマですが、高くて手が出せないと言う人も結構います。代表的なのは、「鉄道唱歌」(電車)、「ハイケンスのセレナーデ」(客車)、「アルプスの牧場」(気動車)の3種でしょう。後、旧バージョンでの「アルプスの牧場」(旧型客車)、「ブラームスの子守唄」(旧型客車、旧型気動車)も有ります。中々、市販で出ていませんよね。恐らくシリンダー型のオルゴールだと思っていますが・・・。皆さんの意見は如何でしょうかね?


Re: 旧JNR仕様のオルゴール音を市販化してみては・・・? harpmaster - 2004/12/09(Thu) 14:56 No.242  

こんにちは、ハイケンスのセレナーデさま
下記のようなものですね!
http://www2.odn.ne.jp/~aah12930/housoubi.html
実際のオルゴールをお持ちでしたら、そのオルゴールに書かれているマークなどを調べればメーカーが判明するかもしれませんね!それがわかれば、その会社に問い合わせるとオリジナルがまだあるかもしれませんし、再販してくれるかもしれません。高くはなりますが1個からでも作ってくれます。
売れるかどうかは、皆様の意見を待つとしましょう。


共鳴箱をお持ちの方、お教えください 投稿者:Radio-GXK 投稿日:2004/12/03(Fri) 23:50 No.235   <HOME>
はじめまして、こんにちは。Radio-GXKといいます。

このHP数日前に検索で初めて訪れてから、少しずつ見させていただいてますが、まだ全部見切れていないです。大変な情報
量と質ですね。博物館に行くような感じで勉強になります。

こちらはアンティーク物の話題が多いのかな?とも思いましたが、一応、オルゴールに関係があるので、私の疑問も話題に加えて
下さい。

私は、最近製作された、Rougeの72弦のシリンダーを数台持っていますが、ただ鳴らしているだけでは飽き足らず、共鳴箱を自作
しはじめました。詳細は私のページをご覧頂きたいのですが、最初は実験的にホームセンターなどで売られている、松の集成材を
用いて大まかに寸法を決め、その後、家具屋さんに頼んでウオールナット材で同じ寸法で製作して聞き比べてみました。

低音の響きの豊かさや、音域による変な唸りのようなものがほとんどない点で、ウオールナットに軍配が上がるのですが、曲想に
も色々あるように、もう少し柔らか目の樹種で試してみたいイタズラ心も出てきました。

そこで、皆さんのお持ちのボックスや、共鳴箱があれば、その樹種と(全くの主観でかまいませんので)音の感じを参考までに、お
教えいただけないでしょうか? もちろん、一般論的な樹種と響きの関係に関する知識でもかまわないです。

音響学や木に関する知識がほとんどなく、手探り状態での挑戦なので、ここに出て来られている、聴覚が豊かな?皆様にお知恵をお
借りしたく、お願い致します。

よろしくお願い致します。


Re: 共鳴箱をお持ちの方、お教えください ニコル - 2004/12/04(Sat) 00:09 No.236  

Radio-GXK様、はじめまして。ニコルです。
ご質問とは離れるのですが、Radio-GXK様のホームページを拝見しました。見応え、読み応えのある力作ですね。特に、共鳴箱の製作ページは本当に参考になります。今後ともよろしくお願いします。


Re: 共鳴箱をお持ちの方、お教えください Radio-GXK - 2004/12/04(Sat) 06:25 No.237   <HOME>

ニコル 様

はじめまして。私のページをご覧いただいたようで、ありがとうございます。文章と写真が多すぎて、
見るのに疲れる、といった評価もあるかもしれません。

他の趣味も載せているのですが、オルゴールのページだけ、愛好者が少ないのかアクセスが少なく、
ちょっと寂しく思っておりました。

構造や歴史的背景などに疎く、ただその音にほれ込んでやっているHPですので、間違いなどありまし
たら、(私の)勉強の意味で、どんどん突っ込んで下さい。

ちょっと本題からそれましたが、今後ともよろしくお願い致します。


Re: 共鳴箱をお持ちの方、お教えください harpmaster - 2004/12/04(Sat) 14:00 No.238  

はじめまして、Radio-GXKさま

お返事おくれましたが、仕事で時々書き込めないときがあるのでお許しください。

さっそくですが、ホームページ拝見させていただきました。
私も良くオペアンプで工作をしていました。(ちょっと関係ない話題ですみません)

共鳴箱については、実はこのホームページでは1ページも書いていません。
当然幾つかは作ったこともあり、実験も少なからず?(1年に1回は?)しております。
かなり前にはなりますがピアノの中に入れたりギターの上に置いたりいろいろとしていましたが、下記のような要素はあるにしても、楽器で良く響くものに置けばそれなりに大きく響き、オルゴールは「やはり楽器なんだ」と自分の中で当たり前のことに感心していました。

1:水分含有量 2:木材の質量 3:表面の状態 4:容量とその形状

つづく


Re: 共鳴箱をお持ちの方、お教えください harpmaster - 2004/12/04(Sat) 14:08 No.239  


ほとんどの人は音量を大きくするためにリゾネーター(=共鳴箱)を求めるようですが、
つけてみると音が柔らかくなるとか硬くなるとかいう音色(トーン)のことを気にしますね!
専門家に言わせると怒られるかもしれませんが、単純に木の素材が違っていても表面板などの薄さによってかなり変わるように思えます。
ところで、共鳴箱についての形状ですが、最も安価にできるということで今のような形のものが良く作られる
のかもしれませんが、実際にはどうでしょうか?どうしてレジーナフォンなどの構造をまねたものがないのか?
と疑問を感じてしまいます。
バックロードホーンや蓄音機のようなホーンをつければ確実に低音が伸びるような気もしますが、すごいものになりそうですね!
そのうち機会があれば、私のやっていたおばかな実験をご紹介します。その前にやらなくてはいけないことがだんだんたまってきて
あせっています。
これからよろしくお願いいたします。

気にされていた、カノンのノイズはダンパーに関係すると思います。


Re: 共鳴箱をお持ちの方、お教えください Radio-GXK - 2004/12/04(Sat) 21:36 No.240   <HOME>

harpmaster 様

はじめまして、Radio-GXKです。アドバイス&情報をありがとうございます。今後ともよろしくお願い
致します。

>私も良くオペアンプで工作をしていました。(ちょっと関係ない話題ですみません)
私も昨年の秋までは、高感度センサのアナログ回路の仕事などをしておりました。

>ほとんどの人は音量を大きくするためにリゾネーター(=共鳴箱)を求めるようですが、
>つけてみると音が柔らかくなるとか硬くなるとかいう音色(トーン)のことを気にしますね!
そうですね。私も最初は単に音を大きくするものだ、という意識でいましたが、音の硬軟、広がりや残
響の豊かさといった、「音量」とは別の世界が広がっている気がしています。特に、「オルゴールはか
細い音」といったイメージを持たれている方が、ボックスを共鳴箱に載せた瞬間に、180度世界が変わ
るのがよく分かります。

私の実験機では、HPにあるように同じ集成材でも2倍も板厚が違うと、かなり違った音になりました。
また、板の組付け方法も問題で、木の反りなどで隙間が開いているような工作では、ほとんど意図し
たような音は出てくれませんでした。この辺はやはり木工のプロにはかないません。

「おばかな実験」楽しみに待っております。急ぎませんので、時間のできたときにお教えください。
科学・技術の世界でも、大発明は大概「遊び心」な実験から…と歴史は語っていることですし。

よろしくお願い致します。


45弁の三協のディスクオルゴール 投稿者:harpmaster 投稿日:2004/11/27(Sat) 22:44 No.224  
No.223の続きです。
こんばんは ぷーさま

新生カリオペは、本当に日本でどこが扱っているのかわかりません。
実際には、シンフォニオンですが、このタイプのカリオペが普及台数も多いとされていることから、この見出しにしています。

45弁の三協のディスクオルゴールの視聴はここで行っているようです。
http://www.sankyoshoji.co.jp/gakki/mozart_sichou2.html

というか、どこの販売業者でも、購入を検討するという目的が前提で聞きたいという趣旨を伝えればなんらかの視聴はしてくれることと思います。
それで、聞いて見てよければ、値段と相談して購入を考えれば良いし、良くなかったら購入を見合わせれば良いと思います。
高い商品ですし、聞いて初めて価値の分かるものですから、これは当然のことだと思います。


Re: 45弁の三協のディスクオルゴール ぷー - 2004/11/27(Sat) 23:32 No.225  

こんばんは
お返事有難うございます。
オルゴールは基本的に良く知らないので
ここのホームページの情報が結構役立って助かっています。
シリンダーオルゴールも好きなのですが
(三協のオルフェウスを最近買ってはまり始めています。)
じつはディスクオルゴールにちょっと惹かれていて
購入したいなあと思っているのですが
いかんせん高いのが、、、。
三協のオルゴールは3,40万からですが
(これでも高いです、、。)
アンティークはおおよそ国内のお店で幾らぐらいからなのでしょうか?


Re: 45弁の三協のディスクオルゴール harpmaster - 2004/11/28(Sun) 03:13 No.227  

こんばんは
アンティークのオルゴールの値段については、日本では基準となる相場が無いために、同じ機種であってもかなり開きがあります。
アンティークとはやっかいなもので、状態によっても価格が変わりますし、それを査定する人によっても変わります。
また、購入後のメンテナンスなども考えると、やはり安心できるところで買うのが良いかと思います。

三協の45弁で30−40万出すことを考えると、それと同等のレベルのアンティークのオルゴールは見つかると思います。

新しいものを選ぶか、古いものを選ぶかはやはりその人の価値観や好みの問題ですね!


Re: 45弁の三協のディスクオルゴール ぷー - 2004/11/29(Mon) 15:15 No.228  

お返事お有難うございます。
ここでまた質問するのも少し気が引けるのですが
今現在アンティークにも興味があるのですが
ポリフォン 11-1/4かクライテリオン 11-5/8か
オルフェニオン No.51か迷っています。
値段的にはオルフェニオンが自分には一番買いやすいのですが(2番目がクライテリオンでポリフォンが一番高い)
やはり今後再生産されたディスクを買い足すとすると
ポリフォンなのかなと思っております。
実際のところオルフェニオンやクライテリオンは現在
ディスクの再生産は、(若しくは当時のディスクの存在量)されているのでしょうか?
購入する段階でまたご質問するかも知れませんが
その時はすみませんが、またよろしくお願いします。


Re: 45弁の三協のディスクオルゴール ニコル - 2004/11/30(Tue) 00:22 No.231  

ぷー様はじめまして。ニコルです。
横レス失礼します。アンティーク・オルゴールは、マイナーなものを買うとディスク探しが結構大変です。ディスク購入で一番苦労しないのは15.5インチ型のポリフォン(レジーナ)なんですが、これだと本体が高すぎますね。
ご指摘の3種類の中では、多少高くてもポリフォンがお勧めです。というよりも、他の2機種ですと、当初本体に付属しているディスク以外に、新たに買い足そうとしてもほとんど見つからないと思います。(私も、機種こそ違いますが、ディスク探しに苦労したことがあります。)
11.25インチのポリフォンでしたら、丹念に探せばオリジナルのものがオークションに出てくることもありますし、田代音楽工房さん(http://www.discmusicbox.com/page016.html)で購入することも可能です。
ただ、音色の好みがありますので、もし試聴することが可能であれば、是非聴いてみられることをお勧めします。私はクライテリオンは聴いたことがありませんが、少なくともオルフェニオンとポリフォンでは、全く音の傾向が違います(オルフェニオンの方が音が柔らかい)ので、好き嫌いがはっきり出ると思います。


Re: 45弁の三協のディスクオルゴール ぷー - 2004/11/30(Tue) 01:00 No.232  

お返事有難うございます。
ポリフォンですか。
最低でも48万はするので考えてしまいます。
でも他のメーカーでも概ね11インチクラスですと
40万以上はする見たいで、、、。
金銭的にやはりローンです、、、、、、、。
なんとかがんばって最初のディスクオルゴールを
購入して見たいです。
なんか45弁の三協の話が私事の購入の話題になってしまい
申し訳ありませんでした。


ディスクオルゴール購入について harpmaster - 2004/11/30(Tue) 21:49 No.233  

ぷーさま
まさにニコルさまの適切なアドバイスの通りです。
海外でのディスクの調達ができるのであれば、クライテリオンなども良いのですが、普通に考えて難しいと思います。
私は、もし、何台もコレクションをするということでなければ、現在でもかなりの金額のものを考えられているようですので、少しお金を足しても最もメジャーな15.5インチを買うべきだと思います。


Re: 45弁の三協のディスクオルゴール ミラ - 2004/11/30(Tue) 23:41 No.234  

ぷー様 harpmaster様 ニコル様
こんばんは、私も15.5インチをお薦めします。
最初は高額に驚きますが、その内に麻痺して来ます。
15.5インチで有れば、演奏時間は1分程ですので、殆どの曲が入りきる時間です。このサイズ以下ですと、編曲に無理が出るか、演奏に物足りなさが出ます。11インチクラス、12インチクラスは余り変わりは有りません。購入後、やはり15.5インチにしおけば良かったと思っても、遅いので良く考えてください。買い直しはもっと高く付きます。15.5の曲数は豊富です。ディスクの選曲では困るほど有ります。
そうなるとメーカーも絞られて来ると思います。ポリフォンか
レジーナ、シングルかダブルコームか、スタイルはどんなのが良いのかで機種が決まって来ます。小さいのを買うと絶対にその上が欲しく成って来ます。間違い有りません。ご参考まで。


Re: 45弁の三協のディスクオルゴール ぷー - 2004/12/17(Fri) 22:02 No.270  

こんばんは
皆様の意見ありがたく思います。
早速考えて見ました。
皆様のお勧めの15インチは気にはなっていたのですが、
自室の部屋の広さ(6畳)、置き場(あまり変わらない気もしますが、、。)、やはり価格を考えて
11インチのポリフォンにしました。
1月9日に骨董市にて購入予定です。
最初に買うアンティークオルゴールなので
とても楽しみで少し浮かれてしまっています。
今回は色々ご指導していただき有難うございました。


Re: 45弁の三協のディスクオルゴール harpmaster - 2004/12/18(Sat) 05:01 No.271  

こんばんは ぷーさま
おめでとうございます。よかったですね!
11インチのポリフォンも、編曲はどれも良くできていて、一応曲も殆ど入り極端な編曲もあまりありませんので良い選択だと思います。レジーナ互換だしそういう点でも安心です。


中国のオルゴール 投稿者:harpmaster 投稿日:2004/11/11(Thu) 00:52 No.192  
Jaccard社復活?継続?
の話題から引き継いで「中国のオルゴール」について、書かせていただきます。
¥100円様はじめまして、情報ありがとうございました。
ハンドルネーム¥100円でよろしいでしょうか?
これからもよろしくお願いいたします。

ユンシャン自体は数年前までは、このような多くのバリエーションは少なくともなかったので最近の事なのでしょうか?


情報で頂いた
http://www.yunsheng-gifts.com/show_p.php?pid=39&type=1
158音のオルゴールについてですが、156音と聞いております。もともと78音のオルゴールのオルゴールが基準のようです。

ただ、ユンシャンの工場の標準出荷のリストは最大が50音までのようでしたので、No.187では書きませんでした。



同じサイトにある
http://www.yunsheng-gifts.com/show_p.php?pid=161&type=1
もかなり泣かせますよね。新しいベルボックス?ですか?

このホームページはユンシャン直営のサイトではないので、ここの情報がどれほど正しいか?ここから購入できるか?何曲?なのか?曲目リストはあるのか?などを調べる必要がありそうですね!

金額もよくわからなくて、かなり怪しそうなので一応問い合わせをしてみて、購入可能なようでしたら取ってみようと思います。
もし日本で売っているような情報、もしくは持っているよ!という情報がありましたら、教えてください。





Re: 中国のオルゴール 八音琴 harpmaster - 2004/11/11(Thu) 01:26 No.195  

ユンシャンのサイトにも、この情報が載っていました。
http://www.yunsheng.com/prod/byq.htm
中国に知人がいますので、コンタクトをとってみようと思います。


Re: 中国のオルゴール harpmaster - 2004/11/11(Thu) 01:46 No.196  

中国語は読めないのでよくわからないのですが、「日本技術為基礎」と書いてあるので、三協の下請けなどをしていた工場なのでしょうか?

中國最早出現的音樂盒,是1958年由傳教士利馬竇帶來的。至於中國第一台自家製作、具有知識產權的音樂盒,則是1992年由寧波韻升生產的作品。Rhymes的陳經理表示:「中國的八音琴是以日本技術為基礎,再加以發展的。在外形和音樂上,除了承襲西方音樂盒的古雅以外,還會有傳統中式風格的作品。」

 像Rhymes的音樂盒,便既有西方色彩濃厚的雕像、鋼琴設計,亦有中國化的首飾盒、古箏設計。播放出來的音樂亦各有不同,有些會奏出《給愛麗詩》、《藍色多瑙河》、《舒伯特小夜曲》等西方古典音樂,有些則會奏出《梁祝》、《春江花月夜》等中國經典名曲。

 陳經理謂:「客人多是按照個人喜好而選購。例如他本身如果酷愛彈古箏,可能就會買古箏設計的八音琴;若他喜歡水晶的晶瑩剔透,便會購買水晶鋼琴設計的。更有不少人是買來送給朋友或商業客戶,但香港客較少,可能因為香港人對八音琴還是不太了解。」

私は以前Rhymesという名前をリュージュショップで見かけたことがあり、しかもリュージュマークの入った陳列棚においてあったので、てっきりリュージュのものだと思っていましたが今回ではっきりその存在がわかりました。
数年前までは確かユンシャンは別のブランド銘で売っていたと思うので、すくなくとももう1つのブランド銘をもっていると思います。


Re: 中国のオルゴール hermann - 2004/11/11(Thu) 21:42 No.197  

harpmaster様こんばんは。¥100です。ハンドルネームをhermannに変えさせて頂きました。よろしくお願い致します。
158音は156音の間違いでした。すみません。友人にユンシャン社のオルゴールについて聞いてみたところ今年の春頃に今年8周年を迎えた某通販チャンネルで「母の日ギフト」として販売されたことがあるようです。仕様は78弁2曲入り、演奏時間1曲約50秒だったそうです。その時の話では8個の特許を持っている製品ということでした。また、北海道の「海鳴楼」という店でユンシャン社の製品を取り扱っているようです。これからオルゴールを作る会社がたくさん増えてきてオルゴール時代の再来となればいいなぁと思ったりしています。
海鳴楼 http://www.8.ocn.ne.jp/^kaimeiro/


Re: 中国のオルゴール hermann - 2004/11/11(Thu) 21:47 No.198  

何度もすみません。海鳴楼のアドレスが間違っているようです。すみません。


Re: 中国のオルゴール ニコル - 2004/11/11(Thu) 22:33 No.200  

harpmaster様、皆様こんばんは。
「中国のオルゴール」って思った以上に凄いものですね。156弁のオルゴールが、8772元(約11万円?)とは驚きですね。リュージュも三協もなかなか大変だと思います。曲目リスト(http://www.yunsheng-gifts.com/music.php)を見ると、78弁には「天空の城ラピュタ」まで入っていて、こちらにも驚かされます。(著作権料はちゃんと払っているんだろうか、とちょっと心配になりますが……) ただ、せっかく曲を聴かせてくれるなら、MIDIファイルではなく、オルゴールを録音したものにして欲しかったです。
ところで、曲目リストには「八十音曲目転盤曲目(80Note dial)」というのがあるのですが、これは80弁のディスク・オルゴールのことなんでしょうか? もしそうなら、是非見てみたいものです。


Re: 中国のオルゴール ニコル - 2004/11/11(Thu) 23:16 No.201  

ひとつ言い忘れました。
Yunshengのブランドですが、yunsheng-giftsの英語版ホームページを見ると、"Two Famous Brands"として"RHYMES"と"MUSIC EDEN"が書かれています。

中国語でオルゴールのことを「八音琴」と呼ぶことを初めて知りました。(ただ英訳が"Octo-tone instrument"となっているのは、ちょっと笑えます…)

また、Yunsheng社の主要生産品目はネオジウム(磁石の材料)なんですね。磁石とオルゴールとは何か関係があるのでしょうか?




Re: 中国のオルゴール harpmaster - 2004/11/12(Fri) 00:29 No.204  

hermannさま、ニコルさま こんばんは、
情報ありがとうございます。
海鳴楼さんで売っているということは日本で普及してくるのもまじかかもしれませんね!
ところで昨晩出したメールが本日もう返事が来ていました。
シェリーさんという、かなり英語がネイティブな女性からの返事でyunsheng-gifts.comで選んだ商品は直接日本にも送るそうです。
http://yunsheng-gifts.com/products/index.htm

http://yunsheng-gifts.com/musiceden/index.htm

www.ec21.com/yunshenggift or www.yunsheng-gifts.com
でも良いようです。
商品カタログは無いそうです。また、プライスリストは取引の形態が決まらないと出せなさそうです。
もうひとつのブランドはMUSIC EDENですね!80Note dialも今度質問してみます。


Re: 中国のオルゴール harpmaster - 2004/11/12(Fri) 00:39 No.205  

一応まとめるという意味で
http://www.musical.jp/box/musicbox3/mb50.htm
を作ってみました。
間違えなどがございましたらご指摘ください。


Re: 中国のオルゴール hermann - 2004/11/12(Fri) 22:00 No.206  

harpmaster様、ニコル様こんばんは。MP3ファイルとはいえ実物の音、編曲を聞けて感激です。やはりこうなると実物を見て、実際に聞いてみたいです。80Note dialが三協のDISCオルフェウス80と同じもしくは互換性があるとすると凄いことですね。磁石はモーターに使うので可能性はあると思います。また非常に安価で輸入されたりするとこちらを選ぶ人も増えるのではないでしょうか。商品リストを見るとかなり箱のバリエーションも豊富で目を引くと思いますが。あとは音ですよね。今後が楽しみです。ところでジャカード社のオルゴールに非常に興味があります。国内で取り扱っている店をどなたかご存知なら教えて下さい。


Re: 中国のオルゴール ニコル - 2004/11/12(Fri) 23:04 No.208  

harpmaster様、hermann様、こんばんは。harpmaster様に教えて頂いたページからは、mp3ファイルが聴けるんですね。以前「MIDIしか聴けないのは残念」と書きましたが、訂正させて頂きます。やっぱり、オルゴールの音が聴けるのは何よりです。(編曲はやや個性的ですね。)


Re: 中国のオルゴール ぷー - 2004/11/25(Thu) 01:36 No.221  

はじめまして
リュージュや三協以外に中国にもあるとは
びっくりしました。
あとは価格ですが貧乏性な私にはとても気になってしまいます。
日本での売値は幾らくらいなのでしょうか。
とても気になります。
ところで
こちらの商品を日本で購入出来るお店があれば教えていただけないでしょうか?


Re: 中国のオルゴール harpmaster - 2004/11/25(Thu) 22:32 No.222  

はじめまして ぷーさま
私も良く調べてはいないのですが、国内ではどのぐらい販売されているか?どこで販売されているか?はわかりません。
一台輸入してみようとは思いますので、もしこれが欲しいというものが決まっているのであれば、私が買うときに
いっしょに購入というのもかまいません。(勿論実費だけはかかります。)
ただ、どのような状態で送られてくるか?実際の品質などの保証は今のところありません。


Re: 中国のオルゴール ぷー - 2004/11/27(Sat) 18:36 No.223  

ここのサイトは良いですね。
色々勉強になります。
ところで中国のオルゴール視聴して見ました。
が、、、、、独特な感じですね。
あえて何も言いませんが、、、。
新生カリオペもおおいに気になりますが
音が聞ければなあと思っています。
聞けないと判断できませんし。
そういえば45弁の三協のディスクオルゴールも
視聴できるところがありません。
もし聞けるところがあれば教えていただけないでしょうか?
中国のオルゴールからは少し離れてしまいますが
よろしくお願いします。


マンドリン、トレモロ、ギター 投稿者:ニコル 投稿日:2004/11/22(Mon) 22:04 No.218  
以前、"Guitare"という名前のオルゴールについて質問させていただきましたが、最近入手した本("Cylinder Musical Box Technology" by H.A.V.Bulleid)に、これについての記述がありました。
同書によれば、これらの3つ(マンドリン、トレモロ、ギター)のオルゴールの形態は同じであり、メーカーが営業的な視点からその中でもっともベストと思われるものを選択しただけとのこと。
「『マンドリン』がもっとも古い呼び名であり、『トレモロ』がそれに並行して使われるようになり、やがて『マンドリン』に取って代わるようなこともあった。その後『ギター』という呼び名が少数の(a few)オルゴールで使われた。」
また、同書では、「ギター」が使われた例として、Mermod Freres と Ami Rivenc のチューンカードが掲載されています。
「ギター」という名前はあまり流行らなかったようですね。


Re: マンドリン、トレモロ、ギター harpmaster - 2004/11/24(Wed) 22:21 No.220  

ニコルさま
出張のために資料を見て確認ができなくお返事遅れてすみませんでした。
Cylinder Musical Box Technologyの112Pの写真(Ami)は、H.A.V.Bulleidの別の本のMUSICAL BOX TUNE SHEETSの108Pにあるものと同じようです。
FIG4-6に書いてある説明ではブレモンのシートとの比較のようなことがかいてありますが、
ニコルさまのはこれと違ったタイプのシートだったと思いますが、何かのヒントがあるかもしれませんね。
(すみません。送っていただいた写真が見つからないもので・・・・)
ここら辺の時代は、最も各メーカーが競ったり、あるところでは共有したりした時代ですので非常に入り組んでいます。
実際にはマンドリンとギターとでは全く同じでは無いのだと私は推測しています。
例えばチターユニットを使って音を短く切ったもので、マンドリン演奏をするものをギターと名づけた。
などの何かしらの区別があったのでは無いかと思います。
真相はわかりません。
ニコルさまのチターユニットをうまく調整したらギターに聞こえたりしたら面白いですね!


自動オルガン 投稿者:どら猫 投稿日:2004/11/21(Sun) 21:16 No.217  
18年ぶりにオランダのユトレヒトにある自動演奏器博物館を訪れました。
展示品は然程変わって居ませんでしたが驚いたのは大きなMortierの劇場オルガンになんとSukiyaki Songが入っていました。
古い機械に最近の音楽のブックを作って聞かせているのには感服させられました。
http://www.museumspeelklok.nl/speelklok/uk/index.html


Re: 自動オルガン harpmaster - 2004/11/23(Tue) 23:40 No.219  

はじめまして、どら猫さま
メールも頂きありがとうございました。

是非いろいろなところの情報を教えていただければうれしいです。
Sukiyaki Songについては、海外でも有名ならしくオルガンやオルゴールでも良くあるようです。
オルガン用ロールや、ローラーオルガン用のコブなどはディズニーなども充実してきてアンティークのオルガンから聴ける思いがけない曲にあまり違和感が感じられないのが不思議です。
ピアノロール、オルガン、オルゴールとどれも新譜がでていてうれしい限りです。


TOYOとFUJI 投稿者:harpmaster 投稿日:2004/11/19(Fri) 04:44 No.213  
下記について調べています。
SANKYO以外の日本のオルゴールメーカーと思われるマークで、
TOYOとFUJIのマークのオルゴールを見たことがあるのですが、これらのオルゴールのメーカー名、そのホームページ(あれば)などを誰かご存知の方がおられましたら情報をいただければ幸いです。どんな情報でも構いません。


Re: TOYOとFUJI ニコル - 2004/11/19(Fri) 08:00 No.214  

harpmaster 様
こんにちは。「TOYO」は(有)東洋音響(http://www.baysidepark.jp/members_hp.php?comNrVal=33)だと思います。
「FUJI」は富士時計ではないでしょうか?ここ(http://www.digisbs.com/tomsawyer/2004925190142.htm)に参考になる情報が書かれています。


Re: TOYOとFUJI ニコル - 2004/11/19(Fri) 23:00 No.215  

補足です。三協精機は、富士時計の下請けだった時期があるようです(http://www.sankyoseiki.co.jp/saiyou/bisi/org_01.htm)。
したがって、富士時計のオルゴールも、実質的には三協製かもしれません。


Re: TOYOとFUJI harpmaster - 2004/11/20(Sat) 02:00 No.216  

ニコルさま、こんばんは
丁寧にありがとうございます。なにぶん勉強不足で、国内のメーカーについては良く知りませんでした。
TOYOは今でも作られているなんてうれしい限りです。
じつは東洋時計株式会社か東洋蓄音器株式会社かなとも思っていましたが、間違えなく有)東洋音響さんのようですね!
今どのような物を作っているかとても気になってきました。

FUJIの方は、私が見たのは、時計の付いていない単体のオルゴールだったり、海外で売り出された、黒い樹脂のディスクを交換できるディスクオルゴールもありました。

でも三協さんのホームページからすると富士時計の可能性は高そうですね!

貴重な情報ありがとうございました。

 

Gueissaz-Jaccardからの返事 投稿者:harpmaster 投稿日:2004/11/17(Wed) 08:30 No.212  
Gueissaz-Jaccardに、自社でムーブメントを作っているかとの質問に対して、Pierre-Andre Gueissaz 様より(アンドレの最後のeはアクサン付き)

私たちは5世代に渡り、スイスで私たちのムーブメントを作り
続けています。

という回答を頂きました。

ということで、当ホームページでは、今後この内容に基づいてアナウンスしていきたいと思います。


Jaccard社復活?継続?  投稿者:harpmaster 投稿日:2004/11/06(Sat) 02:54 No.178  
私は良く知らなかったのですが、現在までオルゴールの技術を引き継いでオルゴールを作り続けている会社がリュージュだけだと思っていました。
先ほどインターネットで検索していたら
Jaccardの名が
Gueissaz-Jaccard
3, Rue William Barbey CH-1450 Sainte-Croix Switzerland
と出てきてきました。
http://www.gueissaz.com/
です。
私にとっては新鮮でしたが、皆さんはすでにご存知でしたか?
他にもオルゴールを作り続けている会社などをご存知でしたら、教えていただければ幸いです。


Re: Jaccard社復活?継続?  ミラ - 2004/11/08(Mon) 20:39 No.182  

harpmaster様
こんばんは、私も現在スイスではルージュ社だけかと思っていましたが、先日オークションでCuendet社 Lador Adrien社と言う会社が現在でも有るようですが私には良く解りません。ご参考までに書き込みます。ご存じでしたら詳しく教えて下さい。


Re: Jaccard社復活?継続?  ニコル - 2004/11/08(Mon) 20:59 No.183  

harpmaster様、こんにちは。
ご指摘のページを見て、私も初めてリュージュ以外の伝統的なオルゴール・メーカーが今でも存在することを知りました。同ホームページによる会社の沿革を見ると、Jaccard社というよりも、Gueissaz社の系統のようですね。同社は、1878年と1889年のパリ万博でそれぞれ金メダルを受賞しているようですし、1883年チューリッヒで開催された「第1回スイス国民博覧会」でも受賞しているようです。また、例のOrd-Hume氏の本によれば、「ペルシャの王様のために非常に大きなインターチェンジャブルのオルゴールを製作した」と書かれていますから、相当の技術のあるメーカーだったようです。ただ、同書(1995年発刊)には「1940年代に経営を多角化した。今日でも活動しているが、ほとんどプラスティック工業に組み込まれ、小さな現代的なオルゴールを作っている」と書かれていますから、本格的なオルゴールの生産を始めたのは比較的最近なのかもしれません。
なにしろ、MBSIのFAQ(http://www.mbsi.org/faq.php)にさえ、「1800年代及び1900年代に多数存在したスイスのオルゴール・メーカーの唯一の生き残りであるリュージュ社(Reuge, the sole surviving Swiss music box maker of the many that existed in the 1800's and 1900's)」と書かれている位ですから……。

ところで、最近は中国製のオルゴール(といっても18弁の小さなもの)が増えてきましたね。ダイソーで100円オルゴールを見つけた時はびっくりしましたが、こうしたメーカーがいずれ高級オルゴールを製造する日もそれほど遠くないかもしれません。


Re: Jaccard社復活?継続?  ニコル - 2004/11/08(Mon) 22:38 No.184  

harpmaster様、ミラ様
こんばんは。ミラ様のご指摘のCuendet社とLador Adrien社について、例によってOrd-Hume氏の本で調べてみました。
Cuendet社は、かつては大型のオルゴールを作っていたようですが、20世紀初頭に市場の変化に合わせて小型のムーヴメントを作るメーカーになったそうです。そのビジネスで成功した後、50弁のオルゴールも作るようになったようですが、現在はリュージュ・グループの一員となっているようです。
また、Lador Adrien社は、1890年にオルゴール・メーカーとして設立され、その後現代的な安物のオルゴール・メーカーとなったようです。こちらもリュージュ・グループの一員になっています。
リュージュ社というのは、コングロマリットを形成したのですね。ファッション界のLVHM(ルイヴィトン・モエ・ヘニシー)グループと似たような感じなんでしょうか。


Re: Jaccard社復活?継続?  harpmaster - 2004/11/09(Tue) 00:35 No.185  

Ladorについては小さなオルゴールで何度か見たことがあります。マークがスプリングケースの上に刻まれているのですぐにわかります。Cuendetはシリンダーオルゴールの歴史では結構見る名前です。部品を他社から入れていたようですので、鑑定人泣かせですね!
何れもトーレンスと同じにリュージュになったということになっています。
MBSIのFAQについても見てみたいところではありますが、多くの資本参入などの中で、どのメーカーがどのように変化してどのように生き残ったかは結構謎ですね。おそらく会社の名前はなくなってもオーディオメーカーに買収されたところなどもある可能性は高いと思います。
大きな資本によって会社が統合されるのはオルゴール業界も例外ではないようですね!昔リュージュを平和堂貿易が宝石?などと一緒に代理店をしていたぐらいなのでファッション業界とも近い業界なのかもしれません。

中国製の話ですが、もうすでにオルガニートの互換品は中国で作られているようなので、明日には50弁ぐらい作られていてもおかしくないですね!
そういえば少し前に100円オルゴールでアベマリア2種類買ってきました。




中国製オルゴール  harpmaster - 2004/11/09(Tue) 01:53 No.187  

上記に書き込んだ内容について、少し調べてみました。
どうも、中国製30、50はもうすでに作られているようで
一部日本にも入っているようです。
製造している会社は、やはりオルガニートの互換を作っている会社です。100円ショップで売っているオルゴールを作っている会社とも同じです。
YSマークでユンシャンという会社です。


Re: Jaccard社復活?継続?  ミラ - 2004/11/09(Tue) 16:07 No.188  

harpmaster様、ニコル様
こんにちは、Jaccard社、Cuendet社とLador Adrien社について詳しいご説明を有り難うございます。また一つ勉強に成りました。全てリュージュの傘下なのですね! 実物を見た事も有りませんし、もちろん音色も聴いた事が有りません。
ロマンスブランドは有名ですが、その他のもこんなに現在もリュージュの傘下とは言え、名前が健在とは驚きです。
中国製のオルゴール、すでに50弁も作られているとは、凄いですね。本格的に製造を始めると、世界3大メーカーが誕
生する訳ですね。100円のオルゴールはまだ聴いた事は有りませんが、三協のオルゴールで20個、3.500円で購入した事が有ります。1個当たり175円、樹脂を多用していますが、よくもこの価格で出来る物だと感心しました。


Re: Jaccard社復活?継続?  \100 - 2004/11/10(Wed) 22:17 No.190  

harpmaster様、皆様初めまして。いつも楽しく拝見しております。私も100円オルゴール(アベマリア)2曲持っています。100円なのに綺麗な編曲ですよね。こちらでこの書き込みを見て中国製のオルゴールのことが気になって国外のサイトで検索したら158音のオルゴールが載っていました。間違っていたらすみません。でも158音のオルゴールは1度聞いてみたいです。
ちなみにそのHPは、http://www.yunsheng-gifts.comです。


Re: Jaccard社復活?継続?  harpmaster - 2004/11/11(Thu) 00:32 No.191  

皆様こんばんは、
中国オルゴール面白いですね!
長くなりましたので、「中国オルゴール」に見出しを変えて続けさせて頂きます。


Re: Jaccard社復活?継続?  ニコル - 2004/11/12(Fri) 22:47 No.207  

harpmaster様、皆様こんばんは。
現代に伝わるアンティーク・オルゴール・メーカーということですが、スイスのジョバン(Jobin)社はどうなんでしょうか?
ジョバン社は、リュージュ(Romanceブランド)のオルゴール・メカを組み込んだ木工メーカーというイメージだったのですが、同社のホームページ(http://www.jobin.ch/default.asp?navID=4:2)やこちらのページ(http://www.bmpof.ch/musicbox/jobin.htm)を見ると、ムーブメントを自社開発しているようにも書かれています。ただ、ひさよしさんのページ(http://club.pep.ne.jp/~hisayoshi/report.htm)によれば、メカは三協のものに手を加えただけと書かれていますし、こちらのページ(http://www.teddybear.com.tw/musicbox/Jobin/history.html)でも「三協との合作だ」というようなことが書かれています。
そうだとすれば、オルゴールのムーブメントを作っているとは言い難いのかもしれません。

ところで、Gueissaz-Jaccard社をジャカード社と呼んでいいのかはちょっと疑問です。確かにジャカード社の方が、グエイサズ社(?)よりも遙かに有名ですが、同社のホームページでは、グエイサズ社の社史しか書かれていませんので、あくまでもこちらが本流だと思うのです。また、ジャカードの方は、1958年に従来のピンを埋め込む方法から、板にくぼみを付けてひっくり返すという小さな安物オルゴールの製法で特許を取っていますので、現在ではそうした大量生産方式の面で提携(又は資本参加)しているのではないか、と思われるのです。仮に、ジャカードのブランドを復活させようと考えているのであれば、会社のホームページにジャカードのことに全く触れないというのはおかしいのではないかと思います。


Re: Jaccard社復活?継続?  harpmaster - 2004/11/13(Sat) 08:06 No.209  

ニコルさま、皆様こんばんは
ジョバン(Jobin)社のものは、私も見ましたがオリジナルのムーブメントには見えませんでした。
おそらく他の会社へ作らせたもののように感じます。
というか曲リストを見る限りでは、良くご存知のメーカーそのままではないでしょうか?
http://www.bmpof.ch/musicbox/tunes.htm
こんな記事も見つけました。
http://mmd.foxtail.com/Archives/Digests/199804/1998.04.14.01.html

最近、グランパパでボーメのドイツ製のオルゴールがあるという記事を見て、実物を
見たら、やはり、どこかで見たムーブメントでした。
でもチューンカードには 曲目と Bhome made in Germany(o はウムラウト付き)と
書かれていました。

人によって解釈は違うと思うのですが、組み込みメーカーについてはビクターなども含めて
別に考えた(分けた)方が良いのではないかと思っています。皆さんはどう思われますか?

さて、問題のジャカードについてですが、勢いでいろいろと書いてはいますが、実は私も
その後、ニコルさまと同じような疑問を持っています。
一見写真を見る限りではリュージュのムーブメントとは少し違うように見えますが、
まだリュージュのムーブメントの可能性もあるのではないかとも疑っています。

下記の曲リストは、リュージュと同じでしょうか?
http://www.gueissaz.com/songs/36-note_music_box_movements_song_titles.htm


Re: Jaccard社復活?継続?  ニコル - 2004/11/13(Sat) 08:56 No.210  

harpmaster様
こんにちは。MMDの記事、大変参考になりました。Jobinの置かれた状況、経営戦略、そしてメカの出所がよく分かりました。ありがとうございました。

都合により、固有名詞を一部削除、修正、変更しております。