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フランスでの体験話
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フランスでの留学生活。色々な人と出会い、色々な経験の毎日でした。 フランスは労働ビザが簡単に取れるわけがなく、私は語学学校の学生ビザと、それが切れると一度フランスを出て、ヨーロッパ各国のお菓子の食べ歩き旅行をしながら、約2年間お菓子の勉強を続けていました。 語学学校ではホームステイを希望し、フランス人のお宅を紹介してもらって毎日家庭料理を食べることが出来ました。 運良く、お料理上手なマダムの家庭に当たり、一緒にお台所でお料理を教わりながらお手伝いさせてもらったので、あちらの普段の食生活や、過ごし方など勉強することができました。 一緒に買い物にいったり、ホームパーティーを開いて招いたり招かれたりする中、必ず私も家族の一人として参加させてくれました。 テーブルセッティングも普段と人を呼ぶ時はわけていて、食器やナイフ、フォークまでちがう物が用意されていて、4人のマダムのお宅にお世話になって、皆さんそうだったのでフランスのお宅の大半はゲスト用一式を持っていることがわかりました。 家庭のおやつも手作りで、プリンやタルトも一緒につくったし、(結構アバウトで大味なものがおおかったけど・・・)時には日本料理を私が作って夕飯で食べてもらうこともありました。 フランス人には玉子焼き、いなり寿司、カツどんなど少し甘めの物が人気がありました。 語学学校には色々な国の人が集まるため面白い体験もできました。 アメリカ人やインド人の方と仲良くなり、家に招かれお互いの得意の料理をつくって食べたりしました。 やはり宗教的に肉を食べなかったり好みが極端にあったりして、良くきいてから材料をそろえて作る必要があるなど良い経験になりました。 日本人の方とも仲良くしてもらっていましたが、日本で仕事をしてからいらしたフランス料理のシェフやパティシエの方も多く、私は本当に貴重なお話を伺い、助けていただくばかりで申し訳ないぐらいでした。 「ただフランスに留学しただけでは何にもならない。自分ならではのフランスでの勉強方法、生活の仕方を考えないと日本に帰ってから後悔するだけだ。」と厳しいお言葉をいただき心にしみたことは今でも良く覚えています。 私は自分なりの留学の形として、レシピに定評があり、各国のパティシエも学びにくる「リッツ・エスコフィエ」でお菓子の勉強をすることをきめました。 韓国のホテルのトップシェフの方やスペイン人のパティシエの方と同じクラスで学んだこともあり、ものすごい技術にこちらの手が止まることもよくありました 。同じクラスメートなのに・・・。リッツの凄いところかもしれません!! その後、運良くいくつかのお店にスタージュで入ることができ、本当に多くのことを学べました。 トゥールのポアローというパティスリーにスタージュ中は人手がたりないとアイスの売り子までさせられたこともありましたし・・・。 時間のあるときは各駅停車にのり、小さな街で途中下車してはその街のスペシャリテを聞いて食べ歩いたり、裏路地を歩いてはあまり知られていないフランスを肌で感じたり・・・。イギリス、ベルギー、スイス、ドイツ、オーストリアなどにもちょこちょこ足を運び、本場のフルーツケーキをさがしたり、ザッハトルテを食べたり、その国の特徴あるお菓子を食べまくったり・・・。 まだまだ書ききれないことは山ほどありますが、それは又の機会にきちんと整理して皆様にお伝え出来ればと考えています。 私にしか感じ取れなかった留学体験を、これから作り出すオリジナルのお菓子に表現できるよう日々努力して行きたいと考えています。
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