チターなど板状ハープ
Zither or other

D6 コンサートチター

Concert Zither (Guitar Zither)

 

コンサートチター別名ギターチターともジャーマンチターとも呼ばれます。

もともと民族楽器であったこの楽器が世界的に知れ渡ったのは、やはり映画「第3の男」のおかげでしょう。

もともとドイツではこの複雑な楽器を弾く人は少なからずいたのですが、この映画を見て感動した世界中の人の中には、あの楽器を弾いて見たいという人がいて、チター人口が増えたという話があります。

日本でも数少ないチター奏者の方もおられますので、ここではあまり深く触れません。

と言うよりも私自身がまだまだ練習中の身なので、多くを語れません。

しかしながら、自分の体験をもとにすると、ギターを弾いていた人にとって同じフレットを抑えるにしても左手の向きが反対になることと、右手の伴奏弦の配置が不規則なのでかなり苦労します。

私の場合には、左手は記憶してしまって、ポジションが大きく跳ぶ時以外はできる限り見ないようにして右手に集中します。

また、低音弦はかなり音が伸びるので、消音するのが大変です。

左手のグリッサンドやビブラートはギターと同じかそれ以上にかけやすいので音楽的な表現はかなり高い楽器と言えます。

 

この楽器の種類?は実に多く、特に装飾が豪華なものはまさに芸術品と呼べるでしょう。

購入を考える場合には、最低でもフレットの上に配置された弦の糸巻き(ペグ)がギターと同じネジ式になっているものを選ぶことです。

このチターについては、海外のホームページではかなりの検索件数がでてきますので興味のある方は見てみると楽しいかもしれません。

★ 現在でも販売されています。

 

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