はじめに
INTRODUCTION

失われたオルゴール

The lost of music box

 

現在コンピュータが発達して

簡単に自動演奏ができる時代になりました。

 

そして、

オルゴールは非常に限られた人の

コレクションとして残る限りになっています。

 

現在でもわずかながら生産はされていますが、

全盛の頃の生産量と、その多彩性には程遠い状態です。

 

最も全盛だった、19世紀後半には

たくさんの発明と、実に巧妙にできた遊び心がありました。

 

残念ながら今では、博物館などに展示されているものを

運良く演奏をしてもらって、

見ることや聞くことしか出来ない時代ですが、

そこには、当時の人々の思いと

職人の

汗や涙を感じることでしょう。

 

今はオルゴール職人が果てしなくいなくなり、

ごく一部の人の手によって修理と復元が行なわれています。

 


このホームページの中にわずかながら日本ではほとんど紹介されていない楽器や情報を載せました。

一部の方のお役に立てればと思っております。


 

実は、このホームページを作るのには少し抵抗がありました。

たまたま、もう一つの趣味であるハープとチターのサイトを作っていたら、

知人から一緒にオルゴールのサイトも作って欲しいと頼まれて、

「こんなのあったら良いよね!」と言って見出しだけ書いてみたのですが

なんと、それから数日後に他の2つのサイトからリンクと紹介文をつけられてしまいました。

困った矢先に

知人は、あとは任せたと言って手伝ってくれません。

そこで画像の一部の提供だけ約束してスタートすることにしました。

 

私自身がオルゴールの歴史をえらそうに書くのも

気乗りがしませんが、オルゴールのついて調べている人も

見に来られることも考えると、ある程度に一並べの情報は必要と思い

自分なりのたどたどしい日本語で書いてみました。

 

あとで気がついたのですが、項目を挙げただけでも

かなりあったのにもかかわらず、切りがないほどたくさん紹介したい

オルゴールがまだまだあります。

これはきっと死ぬまで書き続けなくては終わらないのかな?

いや死んでも書ききれないほどある?

なんてくだらないことを考えながら

マイペースでつくっています。

 

さらに、博物館関係や、オルゴールの業者なども知らないわけではないので

その諸先輩方からの鋭い感想も多少怖いです。

 

 

オルゴールと自動演奏楽器