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1:壊れたティップ |
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正解:左から2番目 |
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問題がある歯は左から1,2,3の歯です。そのうち最も悪いのは、2番目です。
1番目はティップ(先端)の形状が変形しています。折れた先端を修復したものと思われます。 この場合には、一度先端を取って付け直しの作業が必要です。 ヘタな修理は、その歯自体に徹底的にダメージを与える可能性があります。 特に普通にハンダ付けなどで先端を取り付けようとすると音程が狂って回復できなくなる可能性もあります。
2番目は最悪です。 ティップの長さが他と違いますね。歯の根元から切り取って差し歯をしなくてはなりません。 おそらく、これを加工した人はオルゴールの修理をしたことが無い人のものですから、音程の調整もできていません。 従ってどの音に調節したら良いかは勘と経験で行うことになります。
3番目は1番と同じような症状です。 ただ3番目はティップ(先端)が折れたままなので、加工がされていない可能性が高く、音程が変わるなどの変化はしていない場合が多いです。この場合には、音程を測定しておいてから、歯の先端に切れ込みを入れてそこに、ティップを埋め込みます。 最後にもとの音程に調節します。1番の歯よりはずっと修理がしやすいですし、治る可能性も高いです。 教訓: このようにヘタな修理をされたオルゴールは入手しないようにしましょう。直らない場合もあります。 |
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