BBS-02

写真 投稿者:向井 將 投稿日:2004/06/30(Wed) 18:15 No.106 
box2@musical.jpあてに写真を送りましたが届きません。小生はマックを使用しておりますがそのせいでしょうか。もしメイルアドレスが間違っているならばお教え頂ければ幸いです。


オトマータの価格 投稿者:おしえてください 投稿日:2004/06/22(Tue) 17:39 No.99   <HOME>
オトマータ(月の上のピエロ?)を持っております。この価格は幾らくらいかわかりませんか。教えて下さい。


Re: オトマータの価格 harpmaster - 2004/06/23(Wed) 23:18 No.100 

月とピエロのテーマの物は幾つかあるので、写真でみてみないとなんともいえません。
良ければメールで写真を送っていただければと思います。
1枚でも良いですが
理想をいうと、前からと後ろからと下からの3枚必要です。
また、さらに可能であればビスクでしたら首の後ろにあるマークも見たいです。

オートマタで有名なものについては、複製もあるので
価格はかなり開きがあります。
オリジナルで完全に未修復で美品だと100万を超えるものも
あります。
複製でも良いものと粗悪なものがあります。


Re: オトマータの価格 おしえてください - 2004/06/26(Sat) 11:01 No.101   <HOME>

早速写真を撮ります。


おしえてください! 投稿者:まさ 投稿日:2004/06/16(Wed) 00:09 No.90 
どなたか、オルゴールに詳しい方教えてください!
リュージュ社のジュエリーボックスタイプのオルゴールで、定価12,600円のものがあります。それほど高価なものではなくて良いので、何かオルゴールを彼女にプレゼントしたいと思っています。
このオルゴールは、ちょっと曲の演奏時間が短いと思うのですが、
デザインや値段が良くて購入を検討しています。
このオルゴールで良いでしょうか?それとも、もう少し本格的なオルゴールにした方が良いでしょうか?アドバイスをよろしくお願いします。


Re: おしえてください! harpmaster - 2004/06/16(Wed) 00:28 No.93 

はじめまして、まささま
きっと誰でも持つ悩みかもしれませんが、やはりプレゼントは気持ちなので、値段ではないと思いますし、演奏時間でもないと思います。むしろ、その人が好きな曲が何か?音楽に興味があるか?などによってオルゴールを選択していったらいかがでしょうか?
むしろ、プレゼントを差し上げる雰囲気などでも印象は変わるものですから、それ以外のところにお金をかけてあげるのも手ですね!


Re: おしえてください! Polyphon24 - 2004/06/18(Fri) 22:48 No.98 

横から失礼ですがご参考までに。
SANKYOの関係会社である株式会社オルゴールで30弁のオルゴールの機械(ムーブメントというそうです)だけを買って自作または出来合いの箱に組み込んで塗装してプレゼントというのはいかが?私は15台近く作りましたが送った人からはとっても感謝されました。曲目リストや価格はその会社のサイトで見ることができます。特にラフマニノフの「パガニーニの主題による狂詩曲」は編曲者田代さんの力作でオススメです。時の皇太子妃殿下のために編曲されたといううわさを聞いております。何かお手伝いできることがありましたら遠慮なくメールをください。よろしく。


リュージュ? 投稿者:RHYMES 投稿日:2004/06/16(Wed) 00:14 No.91 
harpmaster様。こんばんは。はじめまして。一月前に輸入雑貨店でリュージュのガラス製イルカの足の付いたオルゴールに良く似たRHYMES製のオルゴールを見ました。ムーブメントは三協に良く似ているのですが、BOXはリュージュそのものです。店員さんの話では、78弁2曲入り、イギリスから輸入したとの事でしたので三協でもリュージュでもないようです。イルカの足はどちらかと言うと鯱に似ていて値段は60000円位だったと思います。RHYMES社と言うのは今まで聞いたことが無かったのでリュージュの仲間なのか気になって仕方がありません。もし、ご存知なら教えて頂けないでしょうか。よろしくお願いいたします。


Re: リュージュ? harpmaster - 2004/06/16(Wed) 00:34 No.94 

こんばんは、
RHYMES music box は主に高級化粧箱に入ったリュージュ製のムーブメントです。
それ以外のメーカーの物が入った製品は、私は見たことがありません。


Re: リュージュ? harpmaster - 2004/06/16(Wed) 01:01 No.95 

追加情報です。
知人の話によると、78弁2曲という点から考えて三協などのムーブメントの可能性が高いとの事です。
リュージュのラベルがついていなければ、やはりリュージュ製ではないと考えた方が良いかもしれません。


Re: リュージュ? RHYMES - 2004/06/16(Wed) 13:36 No.96 

こんにちは。ご回答ありがとうございます。RHYMES社はリュージュであることが分かり、興奮しています。あの日、時間が無くてラベルは確認出来なかったのですが、モルダウと愛の挨拶どちらも素敵な曲で60000円位ならへそくりで買えるお値段でしたので購入しておけば良かったと後悔しております。無知な私はせっかくのチャンスを逃してしまうようです。これからはこちらのホームページで勉強させて頂こうと思います。ありがとうございました。


Re: リュージュ? harpmaster - 2004/06/16(Wed) 14:05 No.97 

ラベルを良く確認していただいて、ネジやスプリングモーターのケースを良く見れば、リュージュか三協かは簡単にわかります。購入の前にラベルも含めて今一度ご確認を・・・・

上記の内容についてですが、その後、中国製のオルゴールでリュージュと非常に似たラベルのオルゴールが出ていることが分かっております。

東京の某所において、リュージュとならんでRHYMESのオルゴールが並んでいました。

もしREUGE製のオルゴールをお求めの場合には、ラベルや保証書を良く確認して購入することをお奨めします。

正体不明のオルゴール 投稿者:ニコル 投稿日:2004/05/24(Mon) 21:55 No.78 
harpmaster様、はじめまして。
こちらのホームページを見て、色々勉強させて頂いております。<br>
ところで、最近シリンダー式のアンティーク・オルゴールを入手したのですが、チューン・カードも付いているのに、メーカーが分からないのです。曲名等がフランス語で書かれていますが、メーカー名に相当する部分には "Guitare"(ギター)と書かれているのです。 Ord-Hume 氏の名著 "The Music Box --- A Guide for Collectors" を見ても、そのようなメーカー名は出ておりません。構造的には、レバーワインド式でチター・アタッチメントが付いております。音楽的には、トレモロを多用したアレンジが特徴となっています。<br>
あと、修理時に手を加えられたのかもしれませんが、チューン・カードに樹脂製のカバーが付けられていること、チター・アタッチメントに(紙ではなく)三角形のスポンジ状のものが付いていることなど、不思議な点は色々あります。<br>
何らかのヒント等をご存じでしたら、ご教示頂ければ幸いです。よろしくお願いします。


Re: 正体不明のオルゴール harpmaster - 2004/05/26(Wed) 00:20 No.80 

はじめましてニコルさま
まずは、下記のページをご覧になってください。
http://www.musical.jp/box/musicbox2/mb30.htm
シリンダーオルゴールの場合、特に晩期のものはメーカーを特定するのは難しい場合があります。
しかしながら、ちょっとした特徴やヒントが見つかることによりメーカーを特定できる場合もあります。
実際には写真を見せていただかないとなんともいえませんが
・・・
上記に書かれた内容からどのように推定していくかというと、
まずフランスということからレペ社ではないか?と安直に考えられますチューンインジケーターなど特徴的な部品やガバナーの形状などでわかります。でもスイス生まれでもフランス語のカードをつけているものはたくさんあるので特定はできません。
次にGuitareですが、これはあまりヒントになりません。
おそらくチューンカードやチターアタッチメント以外も
手入れ?レストア?されていると思うのでまずは純正のパーツ
や構造を見て、後から修理した人がどこに手を入れたかを探ることが重要かもしれません。
メールで写真を送っていただければわかる可能性30%というところでしょうか?



Re: 正体不明のオルゴール ニコル - 2004/06/01(Tue) 04:15 No.85 

ご返事が遅くなって申し訳ありません。
櫛歯にもベッドプレートにも何の刻印もないので、悩んでいたところです。Guitare というのは、どうも「商品名」のようです。「マンドリン」とか「ピッコロ」という名前のボックスが時々ありますので、たぶんそれと同じようなものではないかと推測しております。
インジケーターは付いておりませんし、あまり特徴がないのかもしれませんが、とりあえずお言葉に甘えて、写真をメールで送らせて頂きますので、よろしくお願いします。


Re: 正体不明のオルゴール harpmaster - 2004/06/01(Tue) 08:18 No.86 

写真ありがとうございます。
予想よりも、オリジナルのパーツが残っていたようです。
このホームページで、まだ作成中のブレモンド社のものだと思います。一般的に言うところのマンドリン演奏です。でもラベルがギターっていうのは面白いですね!


Re: 正体不明のオルゴール ニコル - 2004/06/02(Wed) 00:58 No.87 

harpmaster様、どうもありがとうございます。
簡単な写真だけでBremondだとお判りになるというのはすごいですね。びっくりしました。ちなみに、どの辺が決め手になったのか、ポイントを教えて頂くことはできるのでしょうか?
また、お願いついでに、もう一つ教えていただけないでしょうか?
チター・アタッチメントのスポンジ状のものが気に入らないのですが、これを通常の紙を丸めたものに変えるためにはどうしたらいいのでしょうか? ボックスからメカニズムを取り外さずに簡単にできる方法はあるのでしょうか?
恐縮ですが、ご教示頂ければ幸いです。


Re: 正体不明のオルゴール harpmaster - 2004/06/02(Wed) 01:43 No.88 

すみませんが、あくまで予想ですので100%ではないです。
決め手は、全体のバランスのようなもので、ラチェットハンドルやラベルなどです。そして曲ですね!ラベルなどの時代から想定して、ニコルなどは、マンドリン効果の使い方が微妙に違います。
またメーカーによってはマンドリンは作っていなかったのでその点でも絞れます。
レストアした人もかなり分かっている人がしたようですので、特に大きくパーツを変えたような形跡はありません。
チターアタッチメントについては、このタイプだとボックスから出さないととれないと思います。
コームに直接ついているタイプで簡単にネジが外れるものもありますが、極稀です。


Re: 正体不明のオルゴール ニコル - 2004/06/02(Wed) 21:54 No.89 

どうもありがとうございました。
ボックスからメカニズムを取り外さないと駄目ということであれば、やはりチターアタッチメントはそのままにしておこうと思います。(下手にいじって、本体をおかしくしてもいけませんので……)


オルゴールの音楽について 投稿者:めろでぃ 投稿日:2004/05/28(Fri) 11:48 No.81 
こんにちわ。はじめまして。
今私はパソコンを使って音源とソフトで音楽を作るコンピューターミュージックを始めたばかりのものです。
曲をオルゴール風のアレンジで作ってみたのですが、どうもオルゴールらしくならなくて、オルゴールについて調べています。はじめ私のイメージとしては、オルゴールというのは小さな機械なので、音量は、どの音も同じだと思っていました。そういう風に曲を打ち込んで見ると、メロディが伴奏に埋もれてしまって、曲が分かりにくくなるのです。
オルゴールはあの小さなピンの高さを変えて音量を調節してメロディを浮き上がらせたり、伴奏などの音量のバランスを取っているのでしょうか?たとえばピンの高さを変えて、強い音を出したい時はピンの高さを高くするとか・・?そんな細かい作業が出来ているならすごいです。
あと、イメージとしたら、和音の場合でも、あまり同時に音が鳴らずに微妙にずれているような気がするのですが(オルゴールのことをあまりよく知らなくてすみません)気のせいでしょうか?
ちょっとした、疑問なのですし、ここで、こういうことをお尋ねするのは場所が違うのかも知れませんが、よろしくお願いします。


Re: オルゴールの音楽について harpmaster - 2004/05/28(Fri) 15:24 No.82 

はじめまして、めろでぃさま
音量は実は、かなり違います。
言われているように確かにコンピューターミュージックで行うとメロディが埋もれてしまっているものも見かけます。
では実際のオルゴールではどうかというと、アンティークを中心に話を進めると、
まずはこのページの表を見てください。
http://www.musical.jp/box/musicbox1/mb10.htm
同じ音程が複数ある場合もあります。
また、オクターブで音を重ねあわせる場合もあります。
しかも、反響の関係もあってか測定器で波形を見ると
高音の方が波形がするどくて、聞こえやすいです。
よくオルゴールをサンプリングする時に、同じ音を
全部各キーに割り当てる場合がありますが、ほかの弦楽器などと同じで何箇所もサンプリングを取る必要があります。
また、音量に変化をもたせるピアノフォルテや、音色を変える効果を出すサブライムハーモニーなどオルゴールもいろいろと
工夫されています。
そして何よりも大事なことはその編曲にあります。
たとえ、オルゴールでもヘタな編曲がされたものは少しも素敵でないということです。ミラなどの演奏効果が素敵なものやペイラードのように装飾音符などが美しいものなど評価のあるものはそれなりに良い編曲がされています。
良くある話で、76の櫛歯のものよりも40の方が良い場合などもあります。
和音がずれているのはオルゴールでメロディを引き立たせる効果も含めたよくある手法です。


Re: オルゴールの音楽について めろでぃ - 2004/05/28(Fri) 23:59 No.83 

大変参考になりました。音量に変化をもたせたり、音色を変える効果まで有るとは、すごいですね。編曲が大事というのはどんな音楽でもそうでしょうが、音色と「それっぽい感じ」でオルゴールっぽさを出そうと、安直に考えていましたが、大変奥が深いものだったのですね。私が今まで知っていたオルゴールというと、量産されたオモチャや小物入れに入っている小さな物しか知りませんでした。勉強させていただきました。ありがとうございました。


Re: オルゴールの音楽について harpmaster - 2004/05/31(Mon) 00:12 No.84 

オルゴールを集める人はひとつひとつの音色や表現が全て違うとことに面白みや魅力を感じてコレクションしていきます。
コレクションをしていない人にとっては、どれも同じに聞こえてしまうのが不思議です。
現在販売されているオルゴールの音色で歌謡曲を演奏しているCDには、その魅力が全くありません。
先日サンプリング音でこのような曲を演奏したCDをもらいましたが、その音色はオルフェウスのサンプリング音でできていました。おそらく中音と高音の2箇所のサンプリングで作ったようで、低音がすでにオルゴールの音ではありませんでした。
もう少しオルゴールの機能や音色を研究してくれる人が出てく
れれば良いのですが・・・・。
ということでメロディさまの作られる音楽も、他とは違うオルゴールを目指していただければ良いのではないでしょうか?


和時計とオルゴール 投稿者:CAPT 投稿日:2004/04/28(Wed) 16:12 No.74 
江戸時代のmusical clockに興味があり、現在調べています。もし何か情報がありましたら教えてください。現在までに私が調べた結果は以下のようなものです。
音楽和時計には西洋時計と同様に二種類あります。ひとつはカリオン(10個程度のベル)つきのもの、もうひとつは小さなシリンダーオルゴールのついたものです。これらの和時計はすべて幕末から明治初期(明治の改暦以前)の枕時計です。カリオン(10個程度のベル)つきの和時計は松本の時計博物館で実際に見ることができます。またセクショナルコムのシリンダーオルゴールつきの和時計も実際にコレクターの方から見せていただいたことがあります。銘の入ったカリオン(10個程度のベル)つきの和時計(二代目小林伝次郎作)は科博の高林コレクションの中にあります。私が拝見したセクショナルコムのシリンダーオルゴールつきの和時計は長崎の時計師(茂矩作)が製作したものです。このムーブメントは1830年頃のスイス製で西洋音楽(スコットランド民謡かオペラの序曲)でした。またこのムーブメントはmusical snuff boxのものと同じようなものでした。


Re: 和時計とオルゴール harpmaster - 2004/04/29(Thu) 13:29 No.75 

CAPTさま
書き込みありがとうございます。
正直申しますと和時計については、西洋のものに比べてあまり知識がございません。
従ってこれから書く内容については間違いがあるかもしれません。きっと時計にお詳しいミラさまや諸先輩方からご指摘があると思いますので、とりあえず書かせて頂ます。
和時計と西洋時計とはほぼ同時期に同じようなものが売られていました。従って、和時計と呼ばれるもので、西洋になかったものはあまりないと認識しております。
私の分別の仕方では、音楽を奏でる手段としてカリオン(ベル)、オルゴール、チャイム(バー)の3つとして考えています。
チャイムについては鉄琴やウエストミンスターチャイムに組見込まれているような棒状のものをハンマーでたたくもので、カリオン式のソーサーベル(皿型ベル)の発展型?ともいえるかもしれません。
いづれも精工舎など日本のメーカーも手がけて海外に輸出していましたし、ユンハンスのものなども日本に輸入もされていました。時計は当時から高級品でしたので、贅を尽くしたものはきりがありません。オルゴールを調べていると、日本からかなりたくさんのオーダーがスイスやドイツに入っており日本の曲もかなりオルゴールにされていることからも、一見メーカーを見ただけではどこまで日本製かなどが判断つかないものもあると思われます。
オルゴールを組み込んだキャリッジクロックについては以前ミラさまが掲示板で書いてくださったとおりだと思っております。



Re: 和時計とオルゴール ミラ - 2004/04/30(Fri) 21:42 No.76 

harpmaster様 こんばんは、CAPT様はじめましてミラです。
私は時計は好きなのですが和時計は守備範囲以外なので詳しく有りませんが私的な見解ですみません。少しはヒントが有れば嬉しく思い書き込みをさせて頂きます。掲示板をご覧の方にも解りやすいように書きますのでご了解下さい。
オルゴールやカリオンの入った和時計は数が少ないですが、ほとんど枕時計と呼ばれているゼンマイ駆動の和時計です。それも小型シリンダーオルゴールムーブが殆んどです。
カリオンの方が稀です。一部オートマータ見たいなものも有りますので、私は清朝時計の影響が有るのではと思っています。ご存知のように清朝、乾隆帝は時計好きで西洋の技術者を招いていろんなものを作らせています。
清朝時代にはからくり付き時計が沢山作られていて近年、東京のデパートで展示会が開かれていますのでご覧になったことも有るかもしれませんが、国内では根津美術館の清朝時計コレクションが有名です。清朝時計はカリヨンが多いように思います。こういった技術や材料が日本にも流れてきていたのではないかと見ています。枕時計のオルゴール付きは殆んど時計の下の台座に小型オルゴールが仕組まれたものが殆んどで毎正時に鐘と一緒に鳴るものが多いです。
和時計についてはこれぐらいの知識しか有りません。
少しでも参考になればよいのですが?


Re: 和時計とオルゴール harpmaster - 2004/05/02(Sun) 04:34 No.77 

少しだけ用語の補足を・・・・・
セクショナルコム=オルゴールの櫛歯(コーム)が細かく分かれているもの
清朝時計=主に絢爛豪華な置き時計
枕時計=キャリッジクロック(どちらかというと大衆向け)


リュージュのアンティークオルゴール 投稿者:ミラ 投稿日:2004/03/22(Mon) 22:48 No.60 
harpmaster様
こんばんは、お久しぶりです。
その節は色々とご教授有り難うございました。
ここの所少し寒いですがお元気でご活躍の事と
ご推察致します。
最近、疑問に思う点が有り再びお邪魔致します。
リュージュ社のオルゴールについてお伺いさせて下さい。
リュージュ社は歴史が有る会社ですが、今までにリュージュ
のアンティークオルゴールに出合った事が有りません。
当時はリュージュの名前でオルゴールが生産されていたのでしょうか? 教えて下さい。


Re: リュージュのアンティークオルゴール harpmaster - 2004/03/22(Mon) 23:55 No.62 

こんばんは、お久しぶりです。
私も疑問に思って調べたことがあります。
でも正確なことはよくわかりませんでした。
このホームページを見てくださる方の中にはリュージュの製品を扱っている方などもいらっしゃることと思いますので、へたなことは言えませんが、おそらくオルゴールを設立からずっと今までその技術をそのまま・・・・というのは事実と違うように思います。

まずリュージュ社は1886年を創業としています。
時計関係の仕事を始めていてオルゴールを実際に作りはじめ
た時は何時かについては各資料に明記しておりません。

そして、アンティークの海外のオルゴールの収集家でも
リュージュの銘の入っているアンティークオルゴールを
持っている方を知りません。

以前(7年ぐらい前)、銀座和光でリュージュの展示会を見に行ったときに
展示されていた製品で大型のドラムベルボックスなども
ありましたがリュージュ社のものはあまり古いものは
なかったように思えます。

現在のリュージュの製品のほとんどはトーレンスの製品の
エントリーと一致します。従って小型のシリンダーオルゴールの技術やディスクオルゴールの技術はトーレンスから受け継がれたように思えます。
本当の所はどうなのでしょうか?
ご存知の方は書き込みしていただければ幸いです。


Re: リュージュのアンティークオルゴール ミラ - 2004/03/23(Tue) 07:13 No.64 

おはようございます。早々のご回答有り難うございます。
私は3世代前のリュージュのチューンシートより古いデザインの物は見た事が有りません。謎が多いメーカーですね?
アンティークのリュージュは幻ともいえますね!
144サブライムはトーレンスは製造していませんでしたね? その辺りからリュージュが出てきたように思えるのですが? 私がオルゴールに興味を持ち始めた頃は丁度トーレンスがリュージュに合併される少し前でした。その頃にトーレンスの他にリュージュが有る事を知りました。リュージュは、まだ余り知られていなかったように記憶しています。


Re: リュージュのアンティークオルゴール harpmaster - 2004/03/23(Tue) 10:10 No.65 

1980頃には、2つのメーカーは共存?していたように思えます。
トーレンスとリュージュが一緒になった後でも、2つのブランド名で発売されていたと思います。

少し話しがそれますが、今でもリュージュの高級機(100万以上するもの)の中にはアンティークオルゴールと全く同じ作りをしたタイプもあるので、技術的にはアンティークそのままの技術でオルゴールを作ることは十分できる会社です。
(失礼な書き方になっていたらすみません。>関係者さま)
でも、やはり小型で高性能のオルゴールを作っている方が利益率などの面からも良いということかもしれませんね。


Re: リュージュのアンティークオルゴール ミラ - 2004/03/23(Tue) 17:23 No.66 

そう言えば、私が最初に買ったのは4,1/2のトーレンスのディスクオルゴールを新婚旅行で出合い買って来たのですがまもなくして櫛歯が折れて困り果て電話帳で修理をしてくれる所を探して訪ねた所にトーレンスとリュージュが有りました。聞き比べさせて頂いた所、同じ72でも音色の違いに驚いたものでした。1979年の事です。それから何年後かにいつの間にかトーレンスは消えていました。確かに現在、リュージュの最高機種は音色は聴いた事は有りませんが、アンティークその物の出来ですね! 凄い高価ですが! さてリュージュのアンティークオルゴールはharpmaster様をしてもご覧に成った事が無いと言う事は、やはり存在しないのでしょうか? 此処でページを閉じて仕舞うのは心残りですので、暫くこのままで投稿待ちに致しましょうか?ご指示をお願いします。


Re: リュージュのアンティークオルゴール harpmaster - 2004/03/24(Wed) 02:12 No.67 

いろいろ資料をみたのですが、リュージュのカタログを見る限りでは高級機種に貼られているチューンカードのデザインと同じ絵柄はアンティークで見たことがあります。
ただ、チューンカードは、それ専門の業者がいたぐらいですから
http://www.musical.jp/box/musicbox2/mb30.htm
に書いたとおり、そのラベルがついているからと言う理由でリュージュのものとは判定できません。

やはり、しばらく待って、誰の書き込みもないと言うことでしたら、直接メールで聞いてみることにします。

やはり私の知っているリュージュに詳しい人に聞いても知らないようなので・・・・





Re: リュージュのアンティークオルゴール ミラ - 2004/03/24(Wed) 12:04 No.68 

harpmaster様
今回も色々とご面倒をお掛け致します。
それでは、暫くこのままで諸先輩方の書き込みを
お待ちする事に致しましょう。

どなた様か情報をお持ちでした書き込みを宜しくお願い致します。


Re: リュージュのアンティークオルゴール harpmaster - 2004/04/11(Sun) 19:06 No.69 

書き込みが無く、しばらく経ちましたのでリュージュ社に質問を挙げて見ました。果たして返事が来るかどうかわかりませんが、もし返事がきたら、またご報告上げます。


回答がきました。 harpmaster - 2004/04/15(Thu) 03:34 No.72 

以下のような回答をMyriam Allimann assistant to Aldo Magada CEO から
頂きました。
非常に丁寧なわかり易い回答でしたので訳してみます。

リュージュ社は1865年に設立されました。
しかし、1960年代まで、私たちは小さなムーブメントを製造していました。
それらは他の会社のボックスに組み込まれて販売されました。
その後、私たちは小さなオルゴールから大きなオルゴールまで自社のアイテムとして売り始めました。
以上がリュージュのアンティークを見つけることができない理由です。


Re: リュージュのアンティークオルゴール ミラ - 2004/04/19(Mon) 19:41 No.73 

harpmaster様
こんばんは、この度もお手数をお掛けします。
リュージュ社が1960年から本格的に始めたとは
アンティークが有るはずが有りませんね!
今回も大変に為に成りました。いつも変な質問で
すみません。今後とも宜しくお願いします。


はじめまして。 投稿者:天井勇親 投稿日:2004/03/02(Tue) 22:50 No.57   <HOME>
場違いな質問かもしれませんが、お訊きしたい。

オルゴールを、最も簡単に、身近な材料で作る方法というものは、あるとしたら何でしょうか。
具体的には、紙と、日常で目に付くもの。つまようじ…サランラップのケースなど…

ヘンな質問で申し訳ありません…


Re: はじめまして。 harpmaster - 2004/03/02(Tue) 23:02 No.58 

はじめまして天井勇親さま
オルゴールとは少し違いますが、以前、学校用の教材でオルゴールの構造模型を作った時に、楊枝ではなく竹串を使いました。楊枝だと音程を出すことができなかったからです。

サランラップのケースよりはサランラップの芯を使ってシリンダーに見立てるのはどうでしょうか?これはやったことがありませんが、丈夫そうなので使えるかもしれませんね!
いずれにしても、固定する台になるものをしっかり作らないと
音は出ないと思います。


ありがとうございます… 天井勇親 - 2004/03/04(Thu) 11:01 No.59   <HOME>

シリンダー式のオルゴールなら、構造もわかりやすいですね。
えー…
でも…櫛は、やっぱりオルゴールに使われているのと同じ材質じゃなきゃ、音は出ない…でしょうね。
昔どこかテレビで、オルゴールを紙で作ってる(ミュージックロール部以外も紙ではないが、単純な構造だった気が)場面を見たことあるような気がするんですよ。
…わくわくさんじゃなかったと思うけど(笑)

色々挑戦してみます。


無題 投稿者:ミラ 投稿日:2004/01/16(Fri) 21:42 No.40 
BlackForest Music Clocksというカール・コーチマンの本が有りますが持っていませんし、見たこともないです。現在でも入手可能とは思いますが・・?またドイツ、ブラックフォレスト(シュヴァルツヴァルト)の時計でオルゴール付も見たことないです。この本に載ってるはたぶん初期のものが多いと思うのですが・・この頃は小規模の家内工業的に作ってましたから、国境地帯の故にオルゴールはスイスから入っていたのではないでしょうか?確証は有りませんが・


ブラックフォレスト harpmaster - 2004/01/17(Sat) 00:56 No.42 

私が1900年頃のカッコークロックを見たときにオルゴールがついていました。もしかすると後の時代でつけたものかもしれませんが・・・・
そして、現在でもドイツで生産していますが、ホイッスラーなどを作る技術はあるわけですから、コームの調達ができるかどうかだけの問題ですね!
この辺がはっきりわかる資料を持っていないので推測の域を越えられません。


Re: 無題 ミラ - 2004/01/17(Sat) 07:19 No.43 

おはようございます。どうやら、harpmaster様も私も確証の無い物を偶然にも調べているのですね!一般にblackforest clocks(黒森地方の時計)と言った場合はその後のユンハンスみたいなアメリカ式の量産時計工場ではなく、古いカッコー時計のような家内工業的な時計時代を指すように思うのですが・・・


カッコーの時代 harpmaster - 2004/01/17(Sat) 10:58 No.45 

おはようございます。
もしかしたら、同じような所に回答があるかもしれませんね。
私は時計については、勉強不足でもう少し知る必要がありそうですね!
私が、調べているのは主に、ウエストミンスターチャイムやカッコークロックなどの動き+音のあるものですが、ユンハンスなどの3ファイナルブラケットのクロックなどのデザインも好きですし、ユンハンス製のシンフォニオンのディスクがかかるオルゴールも欲しいと思っています。私が持っていたユンハンスの時計はMKの表示が時計の底に貼ってあったので、てっきりドイツの手工業かと思っていました。
ユンハンスはアメリカ式の量産時計だということを知りませんでした。


Re: 無題 ミラ - 2004/01/17(Sat) 18:17 No.50 

こんばんは、そうでうね! 調べている事は違いますが、オルゴールと時計は機構が似ている部分が有り兄弟ですね! シンフォニオンのディスク時計は私も以前から欲しいと思っているのですが、日本では見つける事は困難なようです。シリンダー式は極希ですが見かけます。量産の始まりはアメリカのチャンシージェロームと言うニューヘブン社の前身が歯車のマシンカットで量産に成功したのが1830年の始め頃だったと記憶しています。アメリカでは1840年迄にはニューヘブンが量産体制に入っていますので、1861年創業のユンハンス社が量産体制でドイツの技術を生かし耐久性の高い時計を生み出した事は確実だと思います。Thomas Haller社と1900年に合併しました。日本は機械だけ輸入してケースを日本で製造した物が殆どです。アップライトオルゴールのペディメントの様な形は当時では余り受け入れられなかったのかも知れません。ヴァイオリン型が私は好きです。
harpmaster様のユンハンスの底面の文字はもしかしてTHではないでしょうか?


底面の文字 harpmaster - 2004/01/17(Sat) 18:52 No.51 

お詳しいですね。ユンハンス+シンフォニオンディスクはかなりさがしたのですが海外でも入手は困難なようです。
底面の文字は価格です。11DMおそらくドイツマルクだと思います。


Re:やはり!! ミラ - 2004/01/17(Sat) 22:21 No.52 

こんばんは、ユンハンス+シンフォニオンは写真でしか見た事が有りません。ホールクロックのシンフォニオンは売りに出ていますが、大きいし高額で一寸手が出ません!!MKの表示は解りました。11マルクというと日本円でどれくらいでしょうか?


Re: 無題 harpmaster - 2004/01/18(Sun) 00:05 No.53 

本当のところ、マルクの当時の換算はわかりません。年代がわかっていないので何ともいえませんが、1920年ぐらいとすると当時では、高価であったと思います。


Re: 楽しかったです!! ミラ - 2004/01/18(Sun) 01:21 No.56 

harpmaster様
このサイトを訪れての5日間、本当に有意義で楽しい毎日でした。レスも早々に頂けて色々とお手間をお掛けした事と思います。今後もチョクチョク覗きに来ますので宜しくお願い致します。本当に有り難うございました。