オルゴールと自動演奏楽器

 


[590] ラドール商会 投稿者:ニコル 投稿日:2005/04/03(Sun) 23:38
こんばんは。
Fujiのオルゴールの販売元(と思われる)M.I.M.Lador社について調べているのですが、ニューヨークの会社という以外に手がかりがつかめませんでした。
ところが、「オルゴールのすべて」(上島正,永島ともえ共著・テクノライフ選書)を読んでいましたら、三協精機がアメリカにオルゴールを輸出する際に「スイス製の半分の価格で納品するように要求された」という話が載っており、その時の相手方がラドール商会だというのです。
どうもFujiの取引先と同じ会社のようですね……。
[590へのレス] Re: ラドール商会 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/04/04(Mon) 00:37
こんばんはニコルさま
Fujiのラベルに並んで書いてあるM.I.M.Ladorのことですね!
私もあまり知らないのですが・・・・
http://www.musical.jp/box/smb/smb.htm
には書いてありませんが小型のオルゴールでもLadorのものがあり写真を持っていますが、いかにも日本製のムーブメントです。
この会社はおそらくNew Yorkに(ある?)あった会社です。
スイス製のオルゴールも扱っていたのか、LADOR SWITZERLAND と入ったムーブメントも確認されています。
[590へのレス] Re: ラドール商会 投稿者:ニコル 投稿日:2005/04/04(Mon) 23:35
harpmaster様、こんばんは。いつも色々教えて頂き、ありがとうございます。
前掲の「オルゴールのすべて」によれば、ラドール商会は三協と取引を開始するまでは、スイス・メーカーと取引していたようですから、LADOR SWITZERLAND というムーヴメントがあってもおかしくないですね。
[590へのレス] Re: ラドール商会 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/04/05(Tue) 02:17
ありがとうございます。いろいろと勉強になります。

[576] うちのディスクオルゴールをご覧下さい! 投稿者:高山家具製作所 投稿日:2005/03/28(Mon) 20:41 <HOME>
信州にあります「高山家具」と申します☆
ディスクオルゴールのことを調べていてここのサイトにたどり着きました!!
オルゴール好きの皆様に 是非 うちの草木染ディスクオルゴールを見ていただきたいと思います。

当社ホームページの ディスクオルゴール写真下の 詳細をご覧下さいませ★
http://www13.plala.or.jp/kagutaka/
[576へのレス] Re: うちのディスクオルゴールをご覧下さい! 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/28(Mon) 20:54
はじめまして、高山家具製作所さま
すみませんが、貴殿のホームページを見させていただきましたが、どのようなものかあまりわかりませんでした。
出来れば、オルゴール自体の詳細スペックを教えてください。
[576へのレス] Re: うちのディスクオルゴールをご覧下さい! 投稿者:ニコル 投稿日:2005/03/29(Tue) 20:37
はじめまして。
高山家具製作所さまのホームページ、拝見いたしました。さすが家具屋さんだけあって、WEB写真からでも仕上げの良さが伝わってきますね。
ところで、三協の45弁ディスク・オルゴール・メカ(TDM252)は、ボックスに取り付けるだけでもかなりの音量が出ると思うのですが、あえて電気増幅している理由はなぜなのでしょうか? 私には、
1)一般家庭での使用を考え、共鳴しないように(ダンプして)メカを取り付け、音量調節が可能なようにする。(この場合、オルゴール本来の音色が出るかは疑問)
2)ホテルの大宴会場など、より大きな音量が得られるようにする。
位しか思いつかないのですが、どちらにしろ、そういうニーズがあるのでしょうか? オルゴールの素晴らしさは、「生演奏」であることだと思っていましたので、まるで逆の発想に驚いた次第です。
[576へのレス] Re: うちのディスクオルゴールをご覧下さい! 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/04/01(Fri) 01:54
ニコルさま
高山さまからメールもいただいたのですが、返事の後に連絡がありません!
[576へのレス] Re: うちのディスクオルゴールをご覧下さい! 投稿者:ぷー 投稿日:2005/04/02(Sat) 16:19
こんにちは
私もHP見ました。
初心者の自分が意見するのもどうかなと思いましたが
自分の思った気持ちを書きたいと思います。
基本的に自分はサンプリングのCDや電子オルガンはNGです。
何故なら生演奏独特の音と言うか機械音も混じった
あの不思議な感じが打ち消されてしまっているからです。
高山家具様のHPを見る限りには生演奏を増幅させるみたいなのでその点はもんだいありませんし
ある意味大歓迎です。
夜間などは増幅させず昼間に増幅させて迫力ある演奏が聴ければ最高です。
ただあの独特な機械音や演奏中ディスクのソリが戻る時の
薄い鉄板の音などは増幅することでどうなるのかが
少し気になります。
増幅することで逆に変になるのか逆によくなるのか?
其処までは増幅はされないのか?
もうちょっと詳しい説明も見たいですが、
総合的にはとても気になるオルゴールです。




[574] 「愛・地球博」とオルガニート 投稿者:ニコル 投稿日:2005/03/26(Sat) 11:51
皆さん、こんにちは。
先日の「愛・地球博」(愛知万博)の開会式でオルガニートが使われていましたね。皇太子様がスイッチ・オンをされたときに使われた手回しオルゴールは、やはりオルガニート20だったそうです。

ついでにトリビア・ネタをもう一つ。
「天使が巻いたオルゴール」っていうCDをご存じですか? 三協オルフェウスをサンプリングしたオルゴールCDです。サンプリング式のCDは好きではないので、あまり興味がなかったのですが、インターネットで調べ物をしていたら、このCDの編曲・制作が小坂明子さんであることが分かりました。そう、あの「あなた」を歌った小坂さんです……と言ってもこれで分かるのはオジサン・オバサンの証拠かもしれません。(http://www6.speednet.ne.jp/~mucal/akiko.html) 「だから、どうしたの?」って聞かれると困るのですが、「へぇ〜」っていうことで…
[574へのレス] Re: 「愛・地球博」とオルガニート 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/26(Sat) 13:20
ニュースで見ました。皆様はどう思われましたか?
何か電子音のような響きがしたのと、今ひとつオルゴールっぽくないような感じがしてしまいました。

私のトリビアネタは、パソコンのケースにオルゴールのムーブメントをつけるとかなり大きな音が出る。
(パソコンを横においてオルゴールを乗せると共鳴箱になる。)

[571] 1970頃の日本のオルゴール産業 投稿者:ニコル 投稿日:2005/03/25(Fri) 01:58
皆さん、こんばんは。
デイヴィド・タリスが1971年に書いた"Music Boxes"という本を見ていましたら、「現在のオルゴール産業」(The Industry Today)という章の中で、日本のオルゴール産業に触れた部分が見つかりました。その部分を翻訳すると次のとおりです。
「他の多くの工業分野と同様に、オルゴールの世界にも日本は参入し、現在では膨大な量のオルゴールやそのメカを製造しており、スイス製と競い合うほどになっている。それらはすべて小型で良質なオルゴールだが、より安価により多くの製品を作り出せるだろうということを除き、日本がやっていることは、既にスイスのメーカーが行ってきたことの域を出ていないように思われる。日本には、オルゴール・メカを製造するメーカーが7社あり、その主なものは、東京ピジョン・オルゴール株式会社、東京精機オルゴール株式会社、長野にある三協精機株式会社である。悲しむべきことに、日本はスイスの工業に取り入れられるような新しいアイデアを生み出せていない。おそらく、完全主義者として名高いスイスは、彼らが可能な限りオルゴールを開発していくものと思われる。」
東京ピジョン、三協精機は有名ですが、オルゴールメーカーとしての「東京精機」という名前は初めて知りました。現在も、同名の会社はいくつかありますが、その中の一つがオルゴールを作っていたのでしょうか?
また、「7社」と書かれているのに、3社しか名前が挙げられていないので、残りの4社がどこなのかも気になるところです。
[571へのレス] Re: 1970頃の日本のオルゴール産業 投稿者:ミラ 投稿日:2005/03/25(Fri) 17:29
ニコル様、皆様こんにちは、
日本のオルゴールメーカーのお話大変興味深いです。残りの
4社、気になりますね!! 今後の展開が楽しみにしています。
[571へのレス] Re: 1970頃の日本のオルゴール産業 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/26(Sat) 01:50
ニコルさま、皆さま、こんばんは
最近書き込みが遅くてすみません。
ニコルさま、情報ありがとうございます。
東京ピジョン・オルゴール株式会社、東京精機オルゴール株式会社、長野にある三協精機株式会社
http://musical.seesaa.net/article/1650382.html
に書いた通りですが、東京ピジョン・オルゴール株式会社は1967年には東京ピジョン株式会社に社名変更をしています。
そして東京精機オルゴール株式会社は東京オルゴールもしくは東京精機ではないかと思って調べたのですが、まだ
わかっておりません。
やはり知りたいのは残り4社ですが、1971年に7社だと言う情報が正確であれば、フジオルゴールと東洋音響は
入っていると思います。
ということで
三協精機、東京ピジョン、フジオルゴール、東洋音響 以外にあと3社がわかりません。
誰かご存知の方教えてください。

[559] 5曲入り二コール 投稿者:CAPT 投稿日:2005/03/09(Wed) 17:08
皆様、こんにちわ。
シリンダーオルゴールの曲数について質問させていただきます。一般に曲数は4,6,8,12曲入りですが、5曲入りの2パーターンの二コール・フレール(シリアルNO.40000台のレバーワインド)があるのをご存知でしょうか?4,6,8曲入りを沢山作成しているのに、なぜ二コールのような著名なメーカーが5曲入りのコームを作ったのか非常にふしぎでなりません。5曲入りのコームを作成する利点が何かあるのでしょうか?
[559へのレス] Re: 5曲入り二コール 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/09(Wed) 23:45
こんばんはCAPTさま
>5曲入りのコームを作成する利点
については全くわかりません。
ただ、10曲などもあることから5曲のオルゴールがあっても
おかしくはないような気がします。
ただ
>5曲入りの2パーターン
とはどういったものでしょうか?

メーカーは忘れましたが7曲入りのオルゴールなどもあること
から、奇数曲数のオルゴールも理由はともかくとして作られていたことは確かなようです。
[559へのレス] Re: 5曲入り二コール 投稿者:CAPT 投稿日:2005/03/10(Thu) 16:37
harpmasterさま。ありがとうございました。7曲入りのシリンダーオルゴールもあるとは驚きです。
5曲入りの2パーターンとは少し説明不足でした。すこし説明を加えます。5曲用のコームを使った10曲入りの2パーターンの二コール・シリンダーオルゴールでした。
[559へのレス] Re: 5曲入り二コール 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/11(Fri) 09:58
すみません何度も・・・・まだわかっていません。
5曲用のコームで、ファットシリンダーのようになっているということでしょうか?二コールもそうですが本当にシリンダーオルゴールは謎が多いですね!
BB&Cは結局どちらだったんでしょうか?ちょっと気になっています。
[559へのレス] Re: 5曲入り二コール 投稿者:CAPT 投稿日:2005/03/11(Fri) 12:24
harpmasterさま。
説明不足ですいません。ファットシリンダーです。
結局BB&CieではなくBB&Cで、確かにベッドプレートの左上にシリアルナンバーと共に刻印されています。
[559へのレス] Re: 5曲入り二コール 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/12(Sat) 09:39
二コールの晩年のものであれば、2曲をメドレーで切れ目無く演奏するタイプがあるそうなので、それに該当するのではないでしょうか?

[562] 遣米使節団のお土産? 投稿者:ニコル 投稿日:2005/03/10(Thu) 22:50
皆様、こんばんは。
eBay に「日本の皇族のお土産」と称する手回しオルゴールが出品されていました。(http://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&rd=1&item=6158636205
商品説明によれば、オルゴールはレぺ製だそうです。また、表に描かれた絵は「天皇、皇后両陛下が鳥に餌をやる絵」だそうで、両陛下の慈悲深いの御心を現しているのだそうです。そして、1860年、丁度南北戦争が勃発する3ヶ月前に、奴隷制度と南部の勃興に反対するために、皇族が訪米した際のお土産だというのです。

この話は、明らかに間違いだと思われますが、気になるのは「1860年」という年です。日米修好通商条約の締結のため、遣米使節団が派遣された年だからです。

遣米使節団は、傘や扇子などの日本土産を持って行っていますが、おそらく、それ以外にもヨーロッパ製品も土産品として持ち込んだものと思われます。

今回出品されたオルゴールは、側面にライアーのレリーフが入っており、なかなか凝ったものでした。ただ、曲が「Maggie Lauder(スコットランドの歌)なのは「?」ですが……。

遣米使節団のお土産にオルゴールが含まれていたかどうか、何か手がかりをご存じの方はいらっしゃいませんか?

なお、遣米使節の随行員だった森田清行は、黒人女性のお世話係から「白人は子供まで日本の土産をもらえるのに、黒人である自分は醜いので何一つ土産物をもらえない」と涙を流して訴えられたので、あまりに不憫に思い、扇子をあげたらとても喜ばれたというエピソードを紹介したうえで、「白人ハ奇麗ニシテ狡點怜悧、黒人ハ麁醜ニシテ愚故白人モ黒人ヲ常ニ軽蔑ノ様子ナリ」と書いているそうです。(http://homepage3.nifty.com/katodb/doc/text/2736.html

(eBayの入札の妨害や逆につり上げになってしまってはいけないと思い、入札期間中の記載は控えさせて頂きました。)

[562へのレス] Re: 遣米使節団のお土産? 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/11(Fri) 10:14
おはようございます。ニコルさま
見たところ特に変わったものには見えませんが、いががでしょうか?
エンサイクロペディアの68に、ライアーのものが絵で載っていますが、これは当時のカタログからの転載だと思います。

遣米使節団のお土産については、いろいろあったようです。
なにしろ船いっぱい不思議なものが積まれていたそうですから・・・・
[562へのレス] Re: 遣米使節団のお土産? 投稿者:ニコル 投稿日:2005/03/12(Sat) 00:34
harpmaster様、こんばんは。
やはり出品されたものは、写真で見る限りは、特に注目すべき点はありませんよね。(実は私もそう思っていました。)
私が気になったのは、出品された品物を離れて、遣米使節団のお土産にオルゴールがあったのかどうか、あったとすれば、それはどんなものだったのか、という点なのです。
遣米使節団については、日記も残されているようですので、誰かご存じの方がいらっしゃっらないかな、と思った次第です。
[562へのレス] Re: 遣米使節団のお土産? 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/12(Sat) 01:30
遣米使節団の資料見てみたいですね!・・日本では、ご存知の通り、オルガンとベル付きの時計ぐらいしか江戸期の資料がないと言われているのですが、きっと探せばあるのでしょうね!

[494] シェラックニス No.491のレス 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/02/15(Tue) 01:44
ぷーさま、こんばんは
シェラックニスについては、いくつか種類があります。
粉を溶かすものや、最初からどろどろなものや、塗りやすい液体のものまであり、普通入手できるのは液体のものです。
かなり褐色かかっているものであれば、何回か塗っていくうちに丁度良い色になっていきますが、一度に厚く塗らないように注意しなくてはなりません。
基本的にニスというぐらいで石油系だったりするものは凄いにおいがするので換気に気をつけてくださいね!
でも、シェラックにこだわらなくても良いような気もしますが・・・・
[494へのレス] Re: シェラックニス No.491のレス 投稿者:ぷー 投稿日:2005/02/16(Wed) 15:27
harpmaster様
こんにちは
確かにシェラックニスに拘る事も無いかも知れませんね。
ただ100円ショップのニスでは
ちと見劣りしそうなのでオルゴールに近い色のニスを探そうと思います。
[494へのレス] Re: シェラックニス No.491のレス 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/02/16(Wed) 23:22
シェラックニスは小瓶で買えば700−800円ぐらいで買えます。そんなに高いものではないです。
ただ、色がどうなっているかは、ビンの外からでは良く分からないので、お店の人に聞くか、こっそり蓋を開けて見るとかした方が良いかもしれません。
かなり濃い色であれば、オルゴールには向いています。
粉を溶かす方法は本格的ですが、雰囲気だけであれば、試しに
使ってみたらどうでしょうか?
[494へのレス] Re: シェラックニス No.491のレス 投稿者:ぷー 投稿日:2005/02/17(Thu) 21:58
harpmaster様
こんばんは

近くのお店に行きましたが
シェラックニスは近所のホームセンターでは無いですね。
ホームページでシェラックフレークの販売が
有りますが(100g、300g、1kg単位での販売)
フレークから作るとなると
初心者で上手く仕上げられるか心配です。
なにか上手く仕上げるコツとかはありますでしょうか?


[494へのレス] Re: シェラックニス No.491のレス 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/02/17(Thu) 23:40
こんばんは、ぷーさま
まず1つだけ訂正を、シェラックニスはアルコール系でした。
また、ビンのものが、入手が難しいということを知りませんでした。
それで、下記のようなサイトを参考にしていただき、他の木材でテストしてみるというのはどうでしょうか?
http://www.ann.hi-ho.ne.jp/r-mymt/shellac.html
どうして、こんなことまでしてシェラックを使うかというと、アンティークの家具や、楽器の修理には切っても切れないものだからです。
シェラック、もしくはセラックで検索エンジンで調べてみると
沢山でてくるので、それを読んで、まずはどういう用途で使われているか、他の人はどうやっているかなどを見てみると理解が深まるかもしれません。
参考になるかどうかわかりませんが、下記のものが今一瓶手元にあります。(使ったことは無いですが)
家庭用塗料の販売
シントーファミリー株式会社
東京都豊島区南大塚二丁目16番7号
〒170-0005 TEL.03(5976)4911 FAX.03(5976)4920
[494へのレス] Re: シェラックニス No.491のレス 投稿者:ぷー 投稿日:2005/02/18(Fri) 23:09
harpmaster様
こんばんは
以下のサイトでフレークを買おうと思います。http://kigata.com/
ただやはり難しそうですね。
速乾性なのでノンビリ塗りの自分としては
きついかも。
とにかく試して見たいと思います。
[494へのレス] Re: シェラックニス No.491のレス 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/02/19(Sat) 00:45
こんばんは、ぷーさま
良いのではないでしょうか?オルゴールの淵などがはげた時にも使えるかもしれませんね!(ただ、その際には光沢などもあわせてボックスの裏の端などで試す必要があります。)
即実行のぷーさまの行動力にはみならいたいものです。
使った感想などを教えていただければうれしいです。
[494へのレス] Re: シェラックニス No.491のレス 投稿者:ぷー 投稿日:2005/03/06(Sun) 21:50
こんばんは
今日 ニスを塗って見ました。
数日前にためし塗りをしましたが薄いバイオリンのような色合いと光沢になりました。ポリフォンのオルゴールとは明らかに違う色、、。
とあるテキストには水性ステインが出ていたので
ウオールナットの色合いで塗った上でシェラックを塗って見ました。
結果 光沢がでて風格が出てきました。
ただオルゴールよりも光沢が強めに出てしまったのが難ですが全体的にオルゴールとの一体感が出ました。
ちなみに今日は曇っていたので時間が多少掛かったのと
雨が降ると言う天気予報もありビニールハウス内での
作業となりました。

また気になったことがあれば書きたいと思います。
また今後もよろしくお願いします
では

[494へのレス] Re: シェラックニス No.491のレス 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/07(Mon) 02:02
こんばんは、ぷーさま
おめでとうございます。
さすが即実行ですね!
一度使うと止められないでしょ!ビニールハウスがあってうらやましいです。気温や、湿度で仕上がりが変わるみたいです。
アルコールでとかしていると、どんどん乾いていくので良いですよね!3色ぐらいの色違いのニスを作って持っているとアンティークの補修などにも良いそうです!


[549] リズミカのコームの音程 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/06(Sun) 15:33
こんにちは、
今ブログの方で少し出てきているリズミカの音階をどなたか教えていただけますか?
オルガニートの15音とおなじでしょうか?
コームやカードの互換性などもあるかどうか教えていただければ幸いです。
ちなみのオルガニートの15のTDM213の音階表は
ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド レ ミ ファ ソ ラ シ ド
です。
[549へのレス] 20音です。 投稿者:亀太郎 投稿日:2005/03/06(Sun) 23:43 <HOME>
harpmaster 様
オルガニート20と全く同じで、半音なしのド〜ド〜ラまでの20音です。
現行のTDM250のコームやカードの互換性は勿論あります。
[549へのレス] Re: リズミカのコームの音程 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/07(Mon) 01:55
亀太郎さま
ありがとうございます。ということは、亀太郎さまのホームページにあるオルガニートの改造記録(ニコルさまの実験)は、まさに現代版リズミカの製作になるわけですね!
それは、いい情報を聞きました。
実は私が以前海外で入手したリズミカもどきは15音でした。
でもたしかmade in JAPAN だったと思います。

[540] バレリーナー。時計 投稿者:教えて頂きたいのですが。 投稿日:2005/03/03(Thu) 23:39
バレリーナーのオルゴールと時計のオルゴールが欲しいのですが
検索してもなかなかありません。センスが良くておとなの、オルゴ−ル、どなたかご存知ありませんか。ごこかで見かけたら、書き込んでください。よろしくお願い致します。
[540へのレス] Re: バレリーナー。時計 投稿者:ニコル 投稿日:2005/03/04(Fri) 01:05
こんばんは。
お役に立てたら……と思っているのですが、もう少し詳しいことを教えて頂けないでしょうか? バレリーナのオルゴールといっても、宝石箱の蓋を開けるとオルゴールが回るのもありますし、人形にオルゴールが組み込まれているものもあると思います。
また、オルゴール時計も掛け時計もあれば、置き時計もありますし。組み込まれているオルゴールも曲を交換できるディスク式もあれば、普通のシリンダー式(曲の交換ができない)もあります。
大きさでも、形でも、デザインでも構いませんので、「こんなものが欲しい」とはっきり書いて頂いた方が、意見が出やすいと思うのですが……
[540へのレス] Re: バレリーナー。時計 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/04(Fri) 07:54
おはようございます。
バレリーナーのオルゴールと時計のオルゴールですか?
これは別々の物でしょうか?
もう少し情報をいただければ、すくなくともメーカー程度は特定できます。
ただ、どれもバレリーナはおもちゃのようで、センスが良くておとなの のイメージからは外れると思います。
[540へのレス] Re: バレリーナー。時計 投稿者:ニコル 投稿日:2005/03/06(Sun) 23:33
こんばんは。
バレリーナのオルゴールでセンスのいいものというと大変難しいのですが、今eBayに出品されているこれ(http://cgi.ebay.com/ws/eBayISAPI.dll?ViewItem&category=7274&item=6160428687)は、磁器製のようですし、まともな方かと思います。ただ、現物を見ておりませんし、「バレリーナ」というイメージとはちょっと違うかもしれません。また、送料や送金手数料がおそらく本体の値段以上にかかってしまうことになりますので、その点も注意が必要です。

[537] 櫛歯の半分しか利用しないシリンダーオルゴール 投稿者:CAPT 投稿日:2005/03/03(Thu) 14:15
皆様こんにちわ。シリンダーオルゴールで櫛歯の半分しか利用しないものがあるのをご存知でしょうか?これはalternate-tips commbと呼ばれているものです。実にふしぎなことは6曲入りの櫛歯なのに12曲入りです。櫛歯の先端が一本おきに削り取られており、実際には半分の櫛歯のみがシリンダーピンを弾きます。これの音楽的効果は現在もはっきりしていません。このシリンダーオルゴールを聴くかぎりでは、サブライムハーモニーのような効果と音の増大ではないかと思っております。
もし他に何か音楽的効果があるのでしょうか?
[537へのレス] Re: 櫛歯の半分しか利用しないシリンダーオルゴール 投稿者:ミラ 投稿日:2005/03/03(Thu) 16:24
CAPT様 皆様
こんにちわm(_ _)m
小林傳次郎の時計では、お世話に成りました。
この尺時計は今後、皆様のお力で真実を解明したいと思います。CAPT様が天上の時計と仰られる事が理解出来ました。
尺時計のオルゴール部分を出来れば分解して見たいものです。

櫛歯の半分しか利用しないシリンダーオルゴールの存在は私は知りませんでした。写真が有ればQ&Aに添付して頂きたいです。櫛歯の先端形状が良く理解出来ません。この世には、珍しいオルゴールが存在するのですね!! また一つ知識が増えました。

[537へのレス] Re: 櫛歯の半分しか利用しないシリンダーオルゴール 投稿者:ニコル 投稿日:2005/03/03(Thu) 21:22
CAPT様、ミラ様、こんばんは。
櫛歯のチップが一つおきにしか付いていないオルゴールは、eBayで見たことがあります。共鳴を利用して、サブライムハーモニーと同じように、音響の豊かさが目的であると理解していました。(ピアノの演奏でも、ペダル操作は単に音を伸ばすだけでなく、共鳴を利用するためにも使われますね。)
ただ、CAPT様のお話を伺って、櫛歯の間隔を取らなくても曲数を増やすことができる、というのも大きなメリットと考えられていたのかもしれない、と思いました。
[537へのレス] Re: 櫛歯の半分しか利用しないシリンダーオルゴール 投稿者:ニコル 投稿日:2005/03/04(Fri) 00:59
私のリファレンスともいうべきOrd-Hume氏の「The Musical Box - A Guide for Collectors」には、"alternate-tip"について、今日ではなぜこのようなオルゴールが作られたのか、十分に説明できるものはいない、とした上で、いくつかの意見が書かれています。まず、John Clark氏は、6曲用の櫛歯で12曲使えるようにするためだ、と主張しているそうです。ただ、Ord-Hume氏は、いくつかの櫛歯を作りすぎた場合には当てはまるだろうが、この種のオルゴールが沢山作られていることを考えると、べらぼうな事務的ミスがあったのでない限り、別の理由があるはずだ、とした上で、Bulleid氏の小論を「よく考えられたもの」として紹介しています。Bulleid氏は3つの論点を挙げて、Clark氏の意見を支持しているそうですが、その例として、過剰在庫を処理するために使ったのだとする傍証として、実際には演奏されない歯にもダンパーのためのドリルの穴が開けられている(もちろんダンパーは付いていない)ということが書かれています。
 その上で、Ord-Hume氏は、かなりの数のこの種のオルゴールを精査した成果として、使われていない歯もきちんとチューニングされていることから見て、製作者は意図的に共鳴させるようにした、という意見を述べています。ただ、Bulleid氏が指摘しているように、この効果は重い低音用の歯ではよく効きますが、最高音部に達する前に実際には効果が表れなくなってしまうそうです。そして、Ord-Hume氏は、初期のメーカーはこの不思議な音響についての経験的な知識は持っていたのは明らかだが、それは単なる実験レベルのもので、間違いとは言わないまでも、期待に沿える程のものにはならなかったのだ、と考えたい、としています。もちろんClark氏の意見が正しいかもしれないとも述べています。ただ、審美的には、隙間だらけの櫛歯ではせっかくオルゴールを買おうと考えている者でも買う気が失せてしまう可能性もあると書いています。

以上、ご参考まで。
どうもあまりぱっとしない理由のようですね。
[537へのレス] Re: 櫛歯の半分しか利用しないシリンダーオルゴール 投稿者:ミラ 投稿日:2005/03/04(Fri) 07:03
ニコル様
おはようございます。
櫛歯の半分しか利用しないシリンダーオルゴールの櫛歯の仕組みが大変に良く理解出来ました。有り難うございます。
2本並んだ櫛歯の1本しか使わないで、もう1本は共鳴させるのですね?私はこのようなオルゴールは、見た事も、聴いた事も有りませんが、どんな効果が有るのか聴いて見たいです。「審美的には、隙間だらけの櫛歯ではせっかくオルゴールを買おうと考えている者でも買う気が失せてしまう可能性もある」この理由は面白いですね! 確かに櫛歯が整然と並んでいる美はディスク式には無い魅力です。色々と勉強させて頂き、いつも感謝致します。 
[537へのレス] Re: 櫛歯の半分しか利用しないシリンダーオルゴール 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/04(Fri) 08:19
おはようございます。
「ふしぎなことは6曲入りの櫛歯なのに12曲入り」という表現ですが、「6曲用のコームの歯を1本飛ばしで使い、12曲用のシリンダーを演奏するオルゴール」ということでよろしいでしょうか?
先にニコルさまの書かれたように2つの説がありますが、
オルゴールの最盛期では曲数が少ないものは売れなくなってきたために曲数を増やす必要があり、予め作られていた6曲用の間隔のコームを流用した。という説が有力だと思います。
ただ、その場合に、余った残りの歯をちゃんとチューニング
されているかどうかが問題で、ちゃんとチューニングされていないと、当然共振の可能性はなくなりますので、それはただ、流用です。
完全に隣の歯と同じにチューニングされていれば、サブライムとは言わないまでも、共振の効果を狙ったものです。
ということで、判別の方法はシリンダーの停止位置になっている時に歯を先のとがったもので順番にはじいてみていただければ、わかることだと思います。

[537へのレス] Re: 櫛歯の半分しか利用しないシリンダーオルゴール 投稿者:CAPT 投稿日:2005/03/06(Sun) 14:07
皆様、こんいちわ。
いろいろとご教示ありがとうございました。早速櫛歯の先端を爪楊枝で弾いてみました。すべての櫛歯もチューニングされているようです。ご指摘のようにサブライムハーモニーとはいかないまでも共振効果をねらったものようです。
このシリンダーオルゴールはキーワインドで16インチシリンダーです。ベッドプレートには21000番台のシリアルナンバーとBB&Cという刻印があります。Ord-Hume氏の本によれば、このメーカー名はレクルトルのイギリスの代理店とのことですので、おそらく1850−60年代のものだと思われます。
[537へのレス] Re: 櫛歯の半分しか利用しないシリンダーオルゴール 投稿者:harpmaster 投稿日:2005/03/06(Sun) 15:17
BALL,BEAVON&C0はイギリスのオルゴールの大手ディーラーです。いろいろなスイスのオルゴールを扱っていたようです。普通は、チューンカードにBB&Cのマークが入るのですが
ベッドプレートととは珍しいと思います。
同じくBERENS,BLUMBERG&CIEというジュネーブとロンドンにあるディラーがありこちらはルクルトルも扱っていて、こちらは
主にベッドプレートにBB&Cieの刻印をします。

オルゴールと自動演奏楽器